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成程話:受動的か能動的か
2015年06月04日 00:00
『DANA』5月号には、清水店長の連載「逆のものさし」にて、執行先生と清水店長の特別対談「挑む、読書の本道」が4ページにわたって掲載されていました♪
とても気付きがいっぱいでしたので、少し紹介♪
清水■最近、東洋哲学の本をよく読むんです。ああいう難しい漢字や言葉の多いものを読んでいると、感じることの大切さを実感するんです。
たとえば「洋々たる」という言葉も、いまはあまり使わないですけど、何を伝えたいか感じられるじゃないですか、広く広大な海のように満ち満ちている様子が。
この感じる力が、いま失われてきているように思うんです。
執行■それは、感じるための基礎知識がないんですよ。
清水■基礎知識とは?
執行■使い古された言葉だけど、「読み書き」です。これができないと人間は感じることが難しくなる。
桜を見たときに、きれいだなと思えるのは、前もって何かが入っていなければ、きれいと感じられない。犬は桜を見てもきれいだと感じないでしょう。
桜を見て涙が出るというのも、桜にまつわる歴史とか物語とか、そういうものが入っているからです。
桜を一つ見て何が出てくるかで、人間の質がわかる。それは知識に支えられているわけです。
だから読書が必要だということになる。
しかも、この知識というのは映像では入っていかない。すっごく面白い映像でも、受け身だから忘れてしまうんです。
読書というのは自分から読まなければならず、能動的だから残る。
「DANA 2015年5月初夏号」
佼成出版社より
やらされているときと、自分からやっているときでは、成長も学びの深さも質も、全く違うものになるでしょう。
学校の授業でも、(あ~、早く終わんないかな~)って思っているときと、
(おっ、そういう意味があったのか~、なるほど~)って思うときとで比べたら、あきらかに興味を持って聴いているときの方が身につきますね♪
しかも、同じ時間、同じように机に座っていてもです!
受動的か能動的か、
仕事でも勉強でも趣味でも、もっといえば「生きる」ということさえも、全く違う結果を引き寄せるでしょう。
読め!と言われて読む本ほどつまらないものはありません。
馬を水飲み場へ連れていっても、馬に飲む気がなければ、首をつかまえて水に顔を近付けたって無駄です。
しかし、その必要性を感じたら自ずと飲みますし、本も、背負うモノや目指すモノが出来たなら、言われなくても読みますね♪
「本を手に取る」「勉強会に参加する」というのも行動の一つです。
その一歩が、本を読んだ後、勉強会に参加した後、行動するという一歩に繋がるのではないでしょうか。
このデジログへのコメント
この世に無駄な知識など無い!
あらためて実感しましたね
(  ̄▽ ̄)
SYUZO-さん:そうですね(^^)どこで役立つかわからないものですね(^_^)
克己さん:素敵です(*^^*)私はまだまだだな
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