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球児がＦＡ宣言　メジャー移籍へ「長年の目標に挑戦したい」

デイリースポーツ11月8日(木)17時51分配信
球児がＦＡ宣言　メジャー移籍へ「長年の目標に挑戦したい」
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ＦＡ宣言した阪神・藤川球児

　阪神は８日、藤川球児投手（３２）がＦＡ宣言の手続きを完了したと発表した。これにより、かねての希望であったメジャー移籍が濃厚となった。
　藤川は「このたび、私、藤川球児はＦＡ権を行使させていただき、メジャーリーグへの移籍を目指すことを決めました。熟考を重ねた結果、長年の目標に挑戦したいという気持ちは強く、考えが変わることはありませんでした。これからメジャーリーグの球団と契約できるよう、進めていきたいと思います」と球団を通じてコメントを発表した。

中村ＧＭは「残留を要請していましたので、メジャーリーグ移籍の意向を固めたということは、非常に残念です」と肩を落としながらも「しかし、ＦＡ権は藤川選手自身の権利ですし、藤川選手に憧れの地で活躍してほしいという気持ちもあります」と複雑な思いも。「いずれにしても、残留が完全になくなったわけではないので、今後の動向を見守りたいと思います」と話した。









　藤川は１９９８年度のドラフト１位で阪神に入団。当初は故障などに悩まされたが、２００５年に１５０キロを超える剛速球を武器に、セットアッパーとしてブレーク。06年以降は守護神に定着し、今年の４月11日・広島戦でプロ野球史上５人目となる２００セーブを達成した。

　藤川を巡っては、シーズン中から複数のメジャー球団が視察を繰り返しており、争奪戦になることは必至と見られている。
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