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虎・球児、極秘渡米！解禁即メジャーと交渉へ

配信元:サンスポ

2012/10/30 09:54更新
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極秘渡米した球児。ＦＡ交渉解禁後すぐに、メジャー球団と交渉に入る
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　海外フリーエージェント（ＦＡ）権を行使して、来季の米大リーグ移籍を目指す阪神・藤川球児投手（３２）が２９日、米国西海岸に向け、成田空港から出発した。ＦＡ公示日（日本シリーズ終了翌日から８日目、土日祝のぞく）を米国で迎え、いよいよ解禁即メジャーとの直接交渉がスタートする。

　遠のく日本と近づく米本土。上空１万メートルでその胸中は希望に満ちあふれていたに違いない。藤川が成田空港から米国へ出発したことが判明。西海岸に降り立ち、メジャー移籍に向け、本格的に動き出した。

　「アスリートとして、高みを目指したい」－。そう、話してきた夢への道が“交渉解禁”と同時に一気に加速する。

　藤川は米国に２週間以上、長期滞在するもようでＦＡ権行使を申請する文書は日本の代理人を通じて、阪神球団に提出される見込みだ。そうすることで、ＦＡ公示日（日本シリーズ終了翌日から８日目、土日祝のぞく）翌日の９日目から、すぐにメジャー球団との交渉をスタートすることができる。自ら、テーブルにつけば、米球団の熱意のほどを直に感じることができるというわけだ。

　当初は、渡米前に阪神球団に“ケジメのあいさつ”を行うことを考えていた。だが、日程的なこともあり、前回１１日の交渉の際に自身の考えは伝わっていると判断し、そのまま出発した。今後改めて「お世話になりました」と伝える機会が設けられる形となりそうだ。少しでも渡米日を早め、選定済みのアーン・テレム氏（５７）と団野村氏（５５）の代理人コンビと入念な意思疎通を図っていく。また、住環境やトレーニング施設など綿密なチェックのための時間を割くことも可能になる。