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2012年10月14日 08:42

第2の大和を探せ!虎、内外野シャッフル

サンケイスポーツ10月14日(日)7時51分配信

 第2の大和を探せ-。阪神は秋季キャンプ(11月1日~、安芸)で内外野を“シャッフル”させて、選手の適性検査を行うことが13日、わかった。遊撃が本職の大和内野手(24)が今季、中堅のレギュラーを獲った例もある。首脳陣の間では、上本博紀内野手(26)に外野を守らせるプランが浮上している。

 埋もれている才能を発掘するべく、先入観をなくし、あらゆる可能性を探る。若手主体の安芸キャンプの守備練習で内外野の“シャッフル”が行われる。

 「どこに能力が隠されているか、やってみないとわからない。大和が、まさにそうだった。さまざまな選手をいろいろなポジションを試したい」

 チーム関係者のひとりが狙いを明かした。秋季キャンプは11月1日からスタート。若手中心のメンバーが組まれ、コーチマンツーマン指導するなど、朝から晩まで徹底的に鍛えるのが通例だ。

 複数の関係者の話を総合すると、適性検査の最大の目玉上本だ。今季途中から二塁のレギュラーに定着し、62試合に出場したが、さらに中堅も挑戦させるというのだ。

 大和は2011年の真弓監督時代も外野の練習はしていたが、和田監督は昨オフ大和に本格的に外野テストさせ、適性を見いだした。西岡ツインズから自由契約)の獲得が決定的となっており、上本内野で出場できなくても、外野を守ることができれば、より出場チャンスは増えるというわけだ。

 このほか、打撃力のある今成を外野へ。外野俊介を二塁へ、将来の大砲候補でウエスタンでは一塁守備が大半の森田左翼へ、同じく外野を守る中谷が三塁へ…。

 猛虎再建へ、若虎のさらなる成長が不可欠。和田改造内閣が眠る才能をたたき起こす。

最終更新:10月14日(日)7時51分

サンケイスポーツ

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