- 名前
- 美樹
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 多忙な日々を送ってる会社員です。女性が多い職場なので男性と知り合うきっかけもなかなか...
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何とか死なずに・・・・
2008年12月27日 13:21
私はふたつのさびしい猫のいのちと交感を持った。
茅ヶ崎に夏の訪れのあわただしい日、私は先生の山荘の庭に先生とならんで季節の会話のひまにその猫の声を聞いたのである。華子と言った。七月なかば、五日か七日をかぎって、林のなかに啼いて、あとは行方も知らない。その日々の高原の空にはほととぎす、やぶうぐいす、閑古鳥などの唄がひびいていた。そのなかに、華子は彼女のかなしい感傷の小曲をうたいあげたのである。
夏のあいだ、私は忘れるとなしに彼女のことを忘れていた。幾たびも物がなしい夕ぐれに出会い、そのようなおりに私は彼女のことを思い出さねばならなかった筈である。しかし私はすっかり忘れ果てていた。
やがて夏も逝き、秋も定まった一日、私はふたたび先生の庭に客となった。そのとき先生は小屋を示され、その猫をヴィヴィアンと教えられ、その姿に「仄か」という言葉で註せられることを怠られなかった。座には高名な抒情の小説をものされる人が居あわせ、先生のその紹介も実はその小説家に向いてであったのだが、私はそれを盗んだ。夜に入って、それがその年の夏のおわりの一夜となったのだが、私は先生の書斎じゅうにせいいっぱいの魂を傾けつくしてうたい上げるヴィヴィアンの唄を聞いた。私のもっとも潤沢のこの一刻に、私は、忘れていた華子のことを思い出し、この虫とあれと考え比べた。比べずともよい啼き声だったのである。ヴィヴィアンの声は、純粋な白金で造られた精巧な楽器を稚拙な幼童がもてあそんでいるような、ぎりぎりのイロニイであった。これをイロニイと聞いたのは私の歪みであったとおもうゆえ、私はそのことにひとつも触れず、そっと耳ばかりで彼の透明なうたい口を噛みしめていたのである
・・・と立原道造のような文章で始まりましたが私は昨夜はレスキュー隊に救出され何とか死なずに済みました(笑）。
真相は三次会で酔いつぶれて前後不覚になってしまい、課長に介抱されながら課長のお宅に泊めていただいたんですね(笑）。
課長のお宅は熊谷にありまして帰る途中で川口に私を落としてくれても良かったのですが、あんまり私の酔い方が酷かったらしく心配になって家まで連れてきてくれたらしいです(笑）。
課長は御主人とは現在別居中ならしく（私の姉の真樹もそうですが(笑））娘さんと二人暮しなんですね。
課長『この娘はちゃんと育てなきゃね、一人前になるまでは。』
私『課長も大変なんですね。素直なお子さんで感心しました。』
課長『結局、旦那は他人だけれど娘は子供だから。アンタもしっかりした旦那を見つけなきゃ駄目よ！』
私『ハイ！頑張ります（って何を頑張るんだか(笑））。』
おおよそ一年分のお酒で麻痺した頭脳で『男女の仲って難しいな。』と川口への帰りの電車で考え込んじゃった私でした。
今日は熊谷駅の画像です。でも課長と一緒に帰ったのって記憶に無いんですよねえ(笑）。今日から連休と言いたいところですが２９日も残務があったりします。
このデジログへのコメント
> アンナさん
そうだよねえ・・・。お姉ちゃんって旦那と凄く上手くいってたのにああなっちゃうんだからねえ・・・。
やはり酔い潰れたんか…？それは男性が多い所だと、此処は何処?私は誰？になっちゃうぞ(笑)良かったね…
やっぱり酔いつぶれましたか。
真樹さんのところはもう終わりですか？
俺はやっぱり酒は早かったと反省…
熊谷在住じゃないけど、課長さんち結構近いな。
駅は北口ですよね？
> やじろべいさん
女同士の飲み会もある意味では壮絶ですけどね（笑）
> まっくさん
姉馬は昨日から休みです。彼女の職場は荒っぽくないので（笑）
> やすさん
そう北口でした。課長は娘さんを育てただけあって手の掛かる部下の方が可愛いらしいです（笑）
あけましておめでとうございます！そろそろ冬眠から覚めないと？（笑）今年もよろしくお願いします
> トモさん
その代わり実家では二日程仮死状態でしたけど(笑）。姉の真樹は以前より逞しくなったような気がしました。
> やじろべいさん
ハイ、お陰様で醒めました(笑）。実は残業に備えて寝貯めをしてたんですね(笑）。
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