- 名前
- 美樹
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 多忙な日々を送ってる会社員です。女性が多い職場なので男性と知り合うきっかけもなかなか...
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なよなよした竹
2009年01月15日 13:34
第一幕
例えば平安京の東南部。小高い丘(おか)の上。丘の向う側には広大な竹林が遠々と連なっているらしい。前面は緩(ゆる)い傾斜(けいしゃ)になっている。
ある春の夕暮近く――
舞台溶明すると、中央丘の上に、旅姿の父馬と、その娘、美樹。
遠く、近く、寺々の鐘が鳴り始める。
夕暮の色がこよなく美しい。
父馬 さあ、美樹。時間だ。
美樹 なぜです、お父さん。まだです。
父馬 ――聞いてごらん。(鐘の音)……あれは寺々が夕方の勤行(ごんぎょう)の始まりをしらせる鐘の音だ。御覧(ごらん)。太陽が西に傾いた。黄昏(たそがれ)が平安の都大路(みやこおおじ)に立籠(たちこ)め始めた。都を落ちて行くものに、これほど都合(つごう)のよい時刻はあるまい。このひととき、家々からは夕餉(ゆうげ)の煙が立上り、人々は都大路から姿をひそめる。その名もまさに平安の、静けき沈黙(ちんもく)が街々の上を蔽(おお)うている……
沈黙。あちこちから静かに鐘の音。
人目をはばかる落人(おちうど)にとっては、これこそまたとない機会だ。うっかりしていると、すぐ夜の帳(とばり)が落ちかかるからな。暗くならない内に・・・
・・・と、加藤道夫風の劇から始まりましたが、黄昏時も私は残業らしいです、今日も(笑)。
子供の頃に絵画教室に行かされた事がありました。元々は姉の真樹が絵が好きだったので通っていたのですが、そこに私も通わされちゃったという訳です。
何時も通り長続きせず3ヶ月程で自主退社したのですが(笑)私は絵が下手だったのにも関わらず、そこの先生は結構誉めてくれたんですね。
先生『美樹ちゃん!色を一杯使って綺麗な絵だね。』
私『だって絵の具が24色もあるのに使わなきゃ勿体無いもん。』
先生『ドンドン思った風に描きなさい!美樹ちゃんの絵が一番綺麗だよ!』
子供心にも私の絵は下手だ、と思ってたのですが誉めてくれるとは思ってなかったので気恥ずかしかったのを憶えてますね。
その先生は良い先生で子供がテクニックばかりに走るのを快く思ってなくて、素直に表現する方が大事だと思ってたらしいです。その先生にもう少し習えば私の絵も少しは上達したとは思いますがすぐに挫折したので今も下手なままです(笑)。
子供は固定概念に縛られていない分、その絵画の創造性は驚くべきものがあるんですけどね。
今日は子供の絵画の画像です。
このデジログへのコメント
> アンナさん
でもアンナちゃんは歌が上手いから。私は歌も下手なんだよね(笑)。
絵の先生だけど、美樹の絵は上手いって本当に思ってたみたいだよ。もう少し続けてたら良かったのに・・・
> 真樹さん
そうしてたら私は今頃大芸術家になってたかな?まあ私は根性無いからダメだよね(笑)。
絵は情緒てきかものおでうまくも下手にもなります。都知事賞をとったこともあります。
> まっくさん
姉の真樹は絵で何度も表彰されたりしてるんですが、私はダメですねえ(笑)。飽きっぽい性格が向かないのだと思いますね。
> トモさん
遠近感の無い絵を描かせたら私の右に出る者は無い、と言われてました(笑)。芸術的才能は今も無いんですね。
> トモさん
遠近感の無い絵を描かせたら私の右に出る者は無い、と言われてました(笑)。芸術的才能は今も無いんですね。
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