- 名前
- callo
- 性別
- ♂
- 年齢
- 58歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ドキドキさがして ときどき うろうろ・・・
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
Kiss
2008年03月12日 00:32
キミとするキスが一番、
美味しかったと思います。
ウソではありません。
キミがしてくれるキスも、すごく素敵でした。
体中、どこにでも。
思わず声が出てしまうほど。
唇が赤いのは、とても細やかな神経が
張り巡らされているしるし。
だからくちびるは、発信の器官でも、
受信のセンサーでもある
ボクは舌先で唇を味わってゆく
執念ぶかく、すべての神経を
吸い尽くすように
熱い吐息がもれる隙間を割るように
突き出される舌を吸う
それも好きでした。
でも不思議です。
キミが電話に出るために、
舗道で立ち止まったその瞬間に
なぜかボクの血潮は
凍りついてしまったのでした
いまはもう、
キミのくちびるも閉ざされたまま
ため息も、言葉も
なにも出てきやしない
涸れた泉の無残
-------------------------------
東京の路上、ときどき見かける。
キスをするカップル。
人目もはばからず、というやつ。
似合わないこと、甚だしいなぁ。
田中裕子ならずとも
「ウチでしてください、ウチで」
と、いいたくなるような。
でも、ベール・ドアノーの『市庁舎前のキス』
あんなのは、まずみない。
観られることが高ぶらせるのか、
忙しなさやもどかしさや、
どうにもできない場所や時間だからこそ、
美味しいのだろうか?
きけば、ドアノーが目撃した姿を、
役者の卵のカップルに再現させたとのこと。
まぁ、あのアングルは、そうだな。
意識するもなにも、
あんなところに構えて、
キスを待つなんてことはありえない。
もうひとつ、
意外だったのはスペインからやってきたピカソも
その人目はばからぬキスに驚いて、
画を描いちゃっている、
ということ。
え?欧米人って、みんなするんぢゃないの?
ラテン系って、どこでもしちゃうもんだと思ってたけど。
そうでもないわけですね。
まさか
あの、獣の性欲の持ち主ピカソも
その頃は初心だった?
このデジログへのコメント
コメントを書く