- 名前
- callo
- 性別
- ♂
- 年齢
- 58歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- ドキドキさがして ときどき うろうろ・・・
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良い想い出、にはできないだろうけれど
2010年01月20日 02:17
二股、をかけられている
ひとのよい 男がいて、
その男と、ボクは仲がよい、ということを
当事者である、彼女は知っていて
・・・唐突に、昨晩、彼と逢った
朝、彼から誘いがあったから
何も知らないのは、実は、
人の良い、聡明な彼 独り、で
ボクはといえば、
良心の呵責に堪えかね
居心地どころか
居場所さえ、見つけあぐねつつ
彼の、自慢のような
のろけ、のような
彼女のお話を聞かされて
で
終り。
もう、いいす。
知らないふりも
聞こえないふりも
できたのだけれど
彼以上に、
精神がタフではないボクは
その厚顔を、貫くこともできず
つい、メールを、したためてしまう
「いつものように
自分の家に近付くと
抱擁とキスを繰り返す
或いは
真夜中の高架の陰にて
ふたりだけのひめやかな
隠微な空間の余韻を
ひきずったまま
性的な接触を
誘いさえするキミが
たとえ、
どれほど、ボクとの現在を
アリバイのように
或いは
たったひとつ
キミの胸の上で、
キラキラと陽をかえす、
バッジのように
ひけらかしたかった、としても
少なくとも、彼の中では
キミはまだ、自分のものです
ですから
ボクは
ボクの大嫌いなタバコを
満足げにくゆらせながら、
キミとのことを語りつづける、彼のその、
屈託の無い
疑いを知らない
柔らかな
のどかな微笑を尻目に
物陰に隠れ
密やかに嘲笑うような真似は
ひととして、とてもできそうにないのです」
この言葉の、なにが
どこへ届いたのだろう?
「ごめんね、お風呂入ってた。
えーっと…なんでさっき会ってるときに聞かなかったの?さっきバイバイしたときに思い出したから?
どうして彼が私の部屋のこと、知ってるのか言ってなかった?
去年の夏くらいにドライブに行ったことがあって、その帰りに家まで送ってもらったから。
もっとちゃんと直接話した方がいい?
明日も早いから今日はもう寝るね。おやすみ」
すべての昨日は、まどろみの中に溶けこみ
ただ、鏡を見るよりも
あからさまに
キミの今、を映し出す
そのひとつことにさえ
まともに向き合おうとしない
って、
キミはいったい
どこのだれと
何を目指して
走っていきたい、と言い張るのでしょうか?
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