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カンボジアの休日

2007年12月24日 00:04

カンボジアの休日

日曜は、お休み。先週はプノンペンまで飛行機で日帰りという強行軍でしたが、今週はのんびりしたものです。
次の日曜は日本かと思うと、ちょっと嬉しいかも。

いつもより遅くまで寝てましたが、11時半ホテル発で、西バライの「リゾート地」へ行って飲んだくれよう、というすばらしい提案があったので乗ることにしました。
でも、そのためには、それまでに多少の仕事と(飲んだくれたら仕事したくないはず)アンコールナショナル博物館にいかなければなりません。

博物館は、去年の今頃は Coming soon の看板ができていたところで、今ではオープンしています。なので、ぜひ行ってみようと思ってました。
ホテルからは1キロくらいなので、歩いていっても大した距離ではないのですが、日差しが強い中歩くのはきついです。
最初はバイクタクシーでも拾おうかと思ったのですが、歩き出したら、大した距離でもないので、日陰を渡り歩いて10分、着いてしまいました。

中は新しいだけあって綺麗です。また、観光客もとても少なく、ゆったり見られます。
内容は2階がアンコール期以前、1階がアンコール期です。入口で荷物(カメラも)預けて、チケットを買うと(パンフもあるのでもらっておくといいと思います)、2階にいく「螺旋スロープ」で2階に上がります。バリアフリーでしょうか?ちょっと面白かったです。
展示室にはドアを開けて入ります。展示室は展示物のためにか、温度制御がされていて快適です。
発掘された本物以外にも多くのパネル模型ビデオを使った展示があるのは、最近の日本の博物館も同じです。
ビデオには、いろんな国の言葉が選べ、日本語中国語韓国語もあります。フランス語はありましたが、ドイツ語イタリア語スペイン語は見当たりませんでした。
日本語を選んでいくつか見ましたが、流暢な日本語でした。

プノンペン博物館よりずっと素晴らしく、これならちゃんと完成したらゆっくり見てみたい、と思うと同時に、ちゃんと完成したら観光客であふれかえるかも、とも思いました。
この博物館にくれば、アンコール遺跡ダイジェストを含め、「おいしいところ」を全部見られます。行くならまだ観光客が殺到しない今のうちかも☆

滞在時間1時間弱でホテルに戻ってきました。西バライの「リゾート地」へ向かいます。
リゾート地といっても、西バライは人工の水溜りです(アンコール王朝の水がめ)。その端に「海の家」ならぬ「池の家」があって、ハンモックとゴザを用意した場所を貸してくれます。
ここに、そこらで売っている果物焼き鳥、焼き魚、缶ビールの類をもちこんで、みんなで飲み食いしよう、というものです。

その果物ですが、マンゴや柘榴の類はいいとして、ドリアンも買いました。1つ9ドルもします!
強烈な臭いです。果物王様というので、少しは美味しいかと思ったのですが、私の口にはあまり合いません。
ちょっとだけタネの近所に美味しいところがありましたが、基本的にはクリームです。ビールと一緒に食べると腹の中で膨れるそうですが、そんなに食べなかったのでへーきでした。

マンゴナイフがなかったのですが、皮を手でむくことができました。柘榴も力技で半分にして、その先は簡単です。

焼き鳥は、ボート乗り場の近所では、去年レバーを食べられたのですが、その「リゾート地」では鶏の丸焼きしかありません。
クリスマスイブイブということで、それでもいいや、ということで丸焼きを買いました。

でも去年は3ドルだったのが、今や4ドル近く(3.75ドル)します。こんなカンボジア語リエルしか使えない場所でも物価高の波は押し寄せているようです。
でも、鶏丸ごと、というのは結構生々しいです。頭も足も尻尾も手羽もそのまんま、です。なれないと「うーん、やっぱ首の部分はちょっとグロい」とかそんな感じです。

飲んだくれ、といっても缶ビール2つくらいでおしまい。幸い?上司プノンペン往復でお疲れの様子で「ゆっくりしたい」ということでいなかったのも楽しかったです。

夜は、その上司も一緒に食事に行きましたが、何か?

さて、今こうしてログを書いていてもゲップが出るとドリアン臭がします。さすがです。10人で行ったのですが、ドリアン1つを片付けることができませんでしたとさ。

朝と午後、若干の仕事をしたものの、総じて楽しい一日でした。毎日こうなら、カンボジア旅行楽しいのです☆
スポンサーのご意向にしたがう因果な商売です♪

***
トリビアテレビの方式には、欧州が主流の PAL、アメリカが主流の NTSC の2種類があります。DVD はPCで見る分にはどちらでも大丈夫(でもリージョンコード指定があると危険)ですが、テレビで観るときは同じ方式の方がいいです。
アジアはほとんどPALですが、日本と韓国は NTSC です。そんな人はいないと思いますが、ヨーロッパで買ったテレビを日本に持ち込む(あるいはその逆の)場合は確認が必要です(電圧も違うしコネクタ形状も違うしやめたほうがいい)。

***
本日の画像は、そのアンコールナショナルミュージアムです。看板にあるように今年いっぱいは「サービス価格」っです。その理由は、まだ展示物に説明がなかったり、展示場所に展示物がなかったりするからです。
でも、展示物にはとてもきれいで素晴らしいものもあります。年があけると12ドルになるかもしれませんが、その位は払っても問題ないと思います(ちなみに遺跡に1日入るだけで20ドル)。
また、地元民価格だと1ドルというのも面白いです。カンボジア語でも1ドルと書いてあり、4000リエルでないところがいかにも、という感じです。

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