- 名前
- かつみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 57歳
- 住所
- 神奈川
- 自己紹介
- メールの返事遅れます ☆☆ 全身の愛撫やクンニが好き ゆっくりと前戯を楽しんでから ...
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「願はくは花(ハナミズキ)の下にて」
2024年10月11日 06:23
「ねぇ、公園に行かない? ハナミズキが綺麗なのよ」
週末に泊りに来ている彼にそう聞いてみた
家でパスタ、サラダにワインの晩御飯を済ませた後だった
「ええね。近いんやっけ? 公園」
「うん、10分程だね。じゃあ、準備するね」
私のマンションから歩いて直ぐの所に都立公園がある
かなり大きい公園で、街灯のある道路では、夜でも路上横のリンクでバスケットに興じる若者や、ランニングをする人、楽器の練習をする人などがいる
私は薄手のセーターにスカート
彼はチノパンに長袖のポロシャツだ
彼と腕を組んで出かけられるのは
いつだって嬉しい
夜の9時を過ぎた公園は、昼間の賑やかさはないが
所々で人の気配がしている
東京は眠らない街だと言われるけど
公園だってそうだ
私は時々この公園には来ているので
ここのハナミズキがそろそろ見頃なのは知っていた
彼を案内してその場所へと向かう
主要な道路は街灯の明るさで
ランニングが出来るぐらいだけど
ちょっと脇道に入ると街灯も少なく薄暗い感じだ
ハナミズキが咲く、その場所に着いた
そこは
ベンチの上にハナミズキの木々があって
ほのかな灯りの中で白い花が
咲き誇っているのが分かる
「綺麗でしょ?」
「あぁ、綺麗やなぁ」
「でも、その花を見ている
君の方がもっと綺麗や」
「うふふ。上手なんだから」
「でも、貴方のそんなところが好きよ」
私はハナミズキの木の下で
彼に抱きついてキスをした
そして
彼の唇から離して
私は彼の耳元で囁いた
「ねぇ、ここでしたくなっちゃった」
「だめ?」
「ええよ。俺もそんな気分やった」
彼はベンチに座って
その上に跨るように私を向き合って座らせて
そしてキスをしてくれる
その長い蕩けるようなキスをしながら
彼の手は私の乳房やお尻をまさぐっていく
トレーナーとスカートは着たままだけど
私のブラは取られ
ストッキングとパンティも脱がされて
ベンチの上の私のバッグの中に入れられる
今度は彼の腰の上で
彼の同じ方向で腰の上に両足を広げて
座るように促される
スカートで隠れているけれど
私の秘所は露になっていて
彼は後ろから片手は乳房と乳首を
もう片手で秘所をゆっくりと弄っていく
「もう、びしょびしょやん」
「相変わらず、えっちな子やなぁ」
彼は私の耳の中に舌を入れながら
そう囁く
彼の指は
広がっている私の割れ目の中を
あそこを弄り
クリを弄り
私のお汁をたくさん滴らせる
彼も私が跨る前に
ズボンとパンツを降ろしているので
彼の硬く直立したものは
私のあそこに擦るように
当てがわれていて
それがまた、
私の淫靡な心を刺激している
乳房や乳首をまさぐっている手の指は
時々私の口の中に入れられ
私の唾を付けさせられて
その唾が付いた指で
乳首を触られて摘ままれていく
彼の舌は私のうなじや
耳たぶを後ろから責めている
「そろそろお前に中に挿れとうなってきた」
「このままバックか、対面で座位か、どっちがええんや」
「対面で挿れて。貴方を感じていたいの」
「ええよ。抱き合いながらしよな」
彼はベンチに浅めに座って私を受け入れる
私はベンチの上に足を置き
あそこを直立させている彼の腰の上に跨り
手を添えてゆっくりとあそこの中に彼のものを導いていく
あぁっ
入っていく
彼のものが私の中に満ちていく
気持ちいいっ
全部入った後で
私は両手で抱きついて
足は彼の腰に巻きつく感じで
完全に彼に体重を預けていく
彼も私の全てを受け入れながら
最初は私を強く抱いて
そして熱いあついキスをしてくれる
舌と舌が絡み合って
唾と唾が交じり合って
彼と私が蕩け合っていくような
最高のキスだ
「少しずつ突いていくよ。ええか」
「うん、たくさん突いて。強く突いて」
「私をおかしくさせて」
それからのことは正直言って
よくは覚えていない
彼に強くたくさん抱かれて
たくさん突かれて
いっぱいキスをされて
乳房や乳首も吸われて
私は家の中のように大きな喘ぎ声は
出せなかったけど
いっぱい愛液を滴らせ
くるったように
彼の腰の上で身体を揺らせていたのは
覚えている
そして
遠くでサックスの練習している音が鳴っていたのも
なんとなく記憶の片隅にある
私は幸せだった
花の下にて春しなむ
その如月の望月の頃
私は西行の歌が好きだ
そういう生き方がしたいと思った
その時、私の願いはかなえられた
そう
桜の木の下でも
二月の満月でもない夜
ハナミズキの木の下で
私は彼と一緒になれた
女として
人として生きてきた中で
こんな幸せな夜はなかった
私は生きているんだ
私は彼と生きていくんだ
私は薄れ行く意識の中で
そんなことを考えていた
(Fin)
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