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センチメンタルな朝~大阪LOVER2024~

2024年10月07日 06:28

センチメンタルな朝~大阪LOVER2024~

「ねぇ・・・
もう帰らなきゃダメ??」

あいつの大阪アパートのベッドで
裸のまま、私は聞いてみる

「そやなぁ・・」
って、私にどうして欲しいの?

連休みを利用して彼の住む大阪に遊びに来ている
お休み中、あいつとべったりだったから
離れたくなくて
ずっと一緒にいたくて
私は東京に帰りたくなかった

何度ここに来たって
この休暇みたいに夫婦みたいに一緒でも
「一緒に住まへんか?」
と言ってくれないし・・・

ねぇ・・・待って・・・
もう少しだけ・・・
こうやって・・・ぎゅーっってして・・・

私は少し眠たそうなあいつの身体に抱きつく

昨日も、おとといも、その前も
たくさんえっちしたのに
また彼が欲しくなる



今すぐ・・・
ねぇ・・・ダメ??
欲しいよ・・・

抱きついて足を絡ませる私の乳房や太腿の感触で
あいつもスイッチが入ってきたのか
私を強く抱き返しキスをしながら愛撫を始めてくれる



ん・・・・・・



あぁ・・・
やっぱりあいつに抱かれるのが
私は大好きなんやなぁ

えっちだけでなくて
ずっと一緒に住んで
ずっとべったりしていたいんだ



ねぇ・・・
私はもう心の準備は出来てるの
今日、また東京に帰っちゃうんだよ
いいの、それで??

彼の愛撫は続いている
心なしかいつもより強く抱かれ
激しく愛撫してくるあいつの頭を抱きかかえる



あっ・・・

んっ・・・

うぅん・・・



私の溜息吐息がベッドから部屋に零れ落ちていく


俺も、お前のこと離したくないんや
知っとるやろ、そのことは?

知っているよ
でも、言ってくれきゃ、女は踏ん切りつかないよ・・・




荒々しく私は抱かれた後
私は息を落ち着かせながら
彼の胸に顔をもたげていた



「なぁ、一緒に住まへんか?」

えっ???
私は顔を持ち上げて彼の顔を見る

いいの?

「当たり前や」
「嫌なんか?」

ううん、嫌やないの
だって、私は覚悟を決めて
大阪のおばちゃんになるつもりだったもの



私は彼に抱きつき
そしてキスをした
蕩けるような
一生忘れられないキスを・・・


(Fin)

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