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Laughter・ラフター

2024年10月04日 06:31

Laughter・ラフター

私は彼がこの部屋に来て
私とえっちしてくれたことを
思い出しながら
自分の女の部分を弄って
くちゅくちゅと音を立てていた

私の頭の中では
あの時
部屋で聞いていた
髭男のLaughter・ラフターが
鳴っていたんやった・・・


あの日は、
職場の同僚の紹介で知り合った彼と
何度目のデートだったろう

キスは何度かしていて
さつきの家に行きたいと
さつきの手料理が食べたいと
そう何度かリクエストされていて
そろそろかな?
そういう期待もしていたし
彼は私の初めての人やったから
初めてのエッチってどんなんやろ?
そういう期待と不安が入り混じった
そんな感じやった

土曜日の昼ご飯を
私の家で食べることになった

料理は今でも覚えとる
チキンドリアミネストローネアボカドサラダ
まぁ、失敗しない
私の得意料理で勝負することにした

これは友達のゆうこのアドバイス
普段作らんものにチャレンジしても
こういう時はろくなことにならんと

作っている最中に
友達は持つもんやと思ったな

お化粧ええかな?
服はこれでええやろか?
部屋に変なもんないかな?

そんなんで朝からバタバタしとったから
料理に時間はそんなに取られんかった

彼は昼前に来て
お土産は私が好きなケーキ
持ってくれはった

それに小さな花束

それ見た時
うわっ〜て思ったな

惚れなおしたいうんかな

あそこきゅんってなるって
ああいう感じなんかな?

彼はリビングで寛いで貰って
まぁリビングっちゅうても
ワンルーム
少し広めのキッチンがあるマンションやから
リビング=ベッドルームやね

私は料理に取り掛かった

私はいつもは部屋で音楽を聴くことが多い
スマホより音がいい
音楽専用のミュージックプレイヤー
これに音楽をダウンロードしたのを
スピーカーにつなげて聴いとる

彼には私の好みでいいかと聞いて
私のいつも聞いている
好みミュージックリスト
それを流してみた

私が料理を作っている間
彼は音楽を聴きながら
持ってきた文庫本を読んでいたようやった


料理はそこそこの出来やったかな
でも彼は美味しい美味しいと言いながら
食べてくれた

そういうのが一番嬉しいんやと
その時、気づいたんや

料理食べ終わって
お茶淹れて
ケーキ食べて
さぁ、これからどないしよか?
そろそろ、あるんちゃうか?
私もそう思ってた時やったな

彼が隣に座った私の手を握ってきて
身体を抱き寄せて
そしてキスしてくれたんやった

あぁ、いよいよかなぁ
そう思いながら彼の愛撫を受け入れたんやった

私はスカート
薄手の長袖のニット
部屋にあるソファに座っとった

彼はキスをしながら
愛撫しながら
私の服を少しづつ脱がしていった

いゃ、脱がす前に
「さつきとしたい。ええか?」
そう聞いてくれはったな

私は、恥ずかしそうに、こくんと頷いたんや
「恥ずかしそうに」
ここが大事やね

本当に恥ずかしかったんやけど
女って、やっぱり演技する生き物やね

彼は少し不器用な感じで
私のニットの上着を脱がして
スカートのホックを外していく
ちょっとだけ手伝ったかな?

ホックとか、少し手間取っとったからな

でも
あんまり手慣れた男より
ええやんな

私も初めてやったし
いい連れ合いやなぁと
思ったよ、そん時は

ストッキングも手伝いながら脱いで
私はお揃いのブラとパンティ
彼はパンツシャツだけ

ベッドに運ぼうとする彼に
恥ずかしからカーテンを閉めてって
私は言ったんやった

まだ昼過ぎで部屋の中は
めっちゃ明るかったし
カーテン開いとる中でえっちするのは
ちょっと勘弁してって感じやったんや

ベッドでは薄い夏掛けを掛けた中で
彼は私を優しく抱いて
そしてキスをまたしてくれた

それから彼のキスと舌による愛撫
普段、そんなとこをキスされるなんて
思ってもないところまで
彼から愛されていったんは
ちょっとビックリやった

そしてブラを取られ
私の乳房はあらわになり
彼の手で優しく揉まれた

めちゃくちゃ小さくはないけど
巨乳でもない
そんな私のおっぱい
彼が気に入ってくれるかは
心配しとったけど
「さつきのおっぱい、大きくて
柔らかくて、綺麗で最高やわ」

彼はそう言いながら
音をたてて私のおっぱい
吸いついてくれた

めっちゃ嬉しかったし
めっちゃ気持ち良かったし
めっちゃ彼に惚れこんで
私はおっぱいを吸っている彼の頭を
ぎゅっと抱いたんやった


私のマンションのベッドの上で
初めて男の人におっぱいを触られ
乳首を舐められた

そんなん初めてやったし
気持ちは良かったんやけど
そんなんより
その先がどうなるのか心配もあった

パンティはまだ履いていて
おっぱいを揉まれて舐められながら
彼のもう片方の手で
お尻あそこをまさぐられていたんやった

こそばいいような
なんか
たまらないような
恥ずかしいような
もっとして欲しいような
不思議な気持ちやった

彼の舌は段々とおっぱいから
お腹のところに
そこは勘弁して欲しいなぁと
思うぐらいくすぐったい気持ちが強かった

彼もそれは感じたんか
もっと舌の方を舐めていく
パンティの上を通って太もものほうに

太腿を味わうように舐めながら
指で割れ目の上をゆっくりとなぞっていく

あぁ
そんなんたまらんやん

性への興味から
自分でそっと弄ることもあった

だけどそんなんとは
全然違った

なんか
じゅんってなって
あそこの奥から熱くなる感じが
初めて感じるなんとも言えない
感情が沸き起こってきとった

彼は顔を上げて私に聞いた

パンティ脱がすけど、ええか?」

そんなん聞かんといて
恥ずかしいくて
大きな声で言う訳にはいかんやん

私はこくっと
小さく頷いたんや


彼はゆっくりとゆっくりと
私の腰やお尻から
私の太ももを通って
私のふくらはぎを通って
私の足を通って
私の産まれたままの身体を隠す
最後の一枚を?ぎ取っていった


私は恥ずかしくて
恥ずかしくて
両手であそこを押さえたんやった

彼はそんな私の手を
優しくキスをしてくれる
私の手や指を舐めてくれる

そうしながら手を少し動かして
空いたあそこのところを
片方の手でゆっくりと外側から
手で触り始めたんや

手なんてキスされたこともないし
もちろん、男の人に
あそこを触られたこともない

なんか変な気持ちで
彼のされるがままに
心の奥で
私がして欲しいと思っているように
いつしか私の手は解かれて
彼の手で触られるのではなく
彼の舌で
私の大事な所を舐めら始めた


今でも覚えとる
その感触を思い出しながら
こうしてくちゅくちゅしとる

あぁ
神様
神様

って
普段は神様信心はしとらんけど
不思議なもんやな
ああいう時は神様を持ち出して
じっと耐えるように
じっと我慢するように
だけど止めて欲しいとかじゃなくて
それが大人の女への登竜門やと
分かっていたし
当然
女の身体がそういう経験を求めていたし
初めて味わう気持ちと
初めて味わる感情と
心と身体の昂ぶりを感じながら
彼の愛撫を受け続けていたんやった


でも
そんなん続けられとったら
分かるやろ?

いくら初めてとは言え
女の身体は
男を受け入れるように出来とるねん


なんか
自分で弄っとる時以上に
濡れているのが分かったし
音をたてながら
自分の恥ずかしいところ
彼に舐められとったら
違うことをして欲しいと思うやんか

そんな気持ちやった

でも
初めてで言葉には出来へんかった

だから
彼から言ってくれるのを待っとったんよ

いよいよその時がきたんやった


「さつきの中に挿れたい。ええか?」

そんなん聞かれても
さっきと同じや

小さく頷くしかないやんか

でも
パンティ脱がされる時以上に
期待と不安と恐れと
色んな気持ちが混じっとったな
そん時は

でも
彼ならええと思ったんや

それは今でも後悔していない

彼やから良かったんや

それで
今もこうして思い出しながら
自分で女の部分を一人で弄っとんや


彼が身体を起こして
手で添えて私のあそこ
彼のものを当てがったのが
何となく分かった

私はまな板の鯉やったな

ただ不安な気持ちで彼を受け入れて
待つしかないやんな


その内
あそこ
なんか変な圧力というか
力を感じて
私はぐっと歯の奥に力を入れる感じで
彼のものを受け入れたんやった



どれぐらい時間がたったんやろ
何処まではいったんやろ

そんなんもよく分からんかった

気が付くと彼と私の身体は重なっていて
彼は私を包みこむように抱いてくれて
そしてキスをしてくれた


そん時のキスをよう覚えとる

あぁ
男の人を受け入れて
初めて女になれたんやろか?

そして私は今
彼と繋がっとるんやろか?

あそこはちょっと痛いような
今まで感じたことがないような
へんな感じやった

長いキスが終わって
彼は私の耳の傍でこう囁いたんやった


「凄く素敵だよ、さつき」
「痛くないか?」

「うん、大丈夫
「痛くない訳やないけど、
耐えられん程ではないし、
なんか変は感じなんよ」

「でも嬉しい」
「ともくんをこうして受け入れることが出来て
凄く嬉しいんよ」

その時
私は少し涙ぐんでいたんかもしれん


そうや
その時、私のミュージックプレイヤーから
スピーカーを通じて流れていた曲を
今でもよう覚えとる
髭男のLaughter・ラフター
それが部屋の中で鳴っとったんや


そう
私はやっと
自分自身のケージを壊して
空に向かって飛び立ったんや

それが彼とこの部屋で過ごした
最初の日やった


そうや
わたしが昨日までの自分を
乗り越えた日やったんや




初めての日以来
彼に何回この部屋のベッドで抱かれたやろ?

でも
彼の東京への転勤の話があって
彼が東京に行ったんが3カ月前や

最初は毎日あった連絡が
最近やと途切れがちで
仕事が忙しいという彼に
私も邪魔になるようなことはしたくないやんか


もしかしてとは思ってきとった
友達のゆうこにも言われとった
遠距離恋愛はやばいでと
気ぃ、付けなよと


もしかして
東京でええ人出来たん?

そうならそうと言ってぇな
中途半端が一番嫌やんか

そんな寂しさと悲しさと空しい夜を
私は一人の部屋のベッドで
くちゅくちゅと音を立てながら
彼と初めてここで過ごしたことや
その後、何度も抱かれたこととか
その時のことを
その時の彼の身体を
彼の私への賛辞や

彼の手
彼の肌
数回えっちした後で
初めて手で触って
初めて口に咥えて
感じた彼のもの

その時の彼の顔と声

そんな思い出しながら
一人で弄っとった


突然
携帯が鳴った
掛けてきたんは彼や

私はびっくりして
でも指はあそこに入れたままで
もう片方の手で携帯をとり
耳を澄ます


「もしもし、さつき」
「うん、なに?」

息が荒いのんとか
ばれんやろか?

流石にえっちな匂いは電話では
分からんけど雰囲気とかで
分からんやろか?

どきどきしながら
彼と話した


「俺な、仕事辞めて、神戸に帰ることにした」
「俺には、さつきがおらんとやっぱあかんのや」
「お前が傍におらんとあかんのや」
「だから、来月になると思うけど、そっち帰るから」


私はびっくりして言葉が出ない


「聞いとるんか、さつき」
「もしもし? もしもし?」


「うん、聞いとるよ」


「良かった」
「でも、もしかして嫌なんか?」
「俺が転勤して、別な男でも出来たんか?」


「そんな訳ないやんか」
「私があんたのこと、どれだけ好きか知っとるやろ」

私は泣いていた

「そうか。それ聞いて安心したわ」

「そうや、私が他に男作るわけないやんか」
「その証拠にな、今だって、あんたのことを
思い出しながら、この部屋で、このベッドで
オナしとったとこやったんや」

「えっ、ほんまっ?」
オナしとったんか?」
「俺と一緒やんか」

「えっ、一緒ってなん?」

「俺も、さつきのことを考えながら
さつきの声、さつきの可愛い顔、
さつきの綺麗な肌やおっぱい
さつきの柔らかなお尻
さつきのええ匂いのお汁が出るあそこ
さつきの俺のものを優しく包んでくれるあそこ
全部思い出しながら、手でしこしこしとった
それでさつきの本物の声を聴きとうなった
やっぱりさつき無しではおれはダメやと思ったんや

「えっ、それほんま?」
「今もあんたの手でしこしこしとるん?」

「そうや、さつきのあそこの中、
締まっとるあそこの中、
蕩けそうなあそこの中、
想像しながら今でもしこしこしとる」

「さつきは、おれのものがあそこに入っとるんを
想像しながらくちゅくちゅしとるんか?」

「うん。恥ずかしいけどそうや」

「じゃあ、さつきの中を激しく突くから」
「さつきのあそこの奥を激しく突き上げるから」
「さつきのおっぱい揉んだり乳首舐めながら」
「さつきの可愛い顔にキスしながら突くから」
「そしてさつきの中でどくどく出すから」
「最後は一緒にいこうな」

「うん、一緒やよ」
大好き、ともくん」
「うん、俺もやよ、さつき」

そう
そうして二人で携帯越しにオナしたんや

そうして二人で一緒にいったんや

部屋に鳴っていたのは
私のオナの音
彼の声
そして
髭男のLaughter・ラフター

そう今日、この日
私と彼は
新しい世界に向かって
飛び立ったんや

(Fin)

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