仲良く不倫53／幾ら出しても平気

旅行から帰って瑤子と歩美は、他の二人にも結果を報告していた

「ええ、上手く受け止めて貰った・・・驚いていたわ」
「隣まで声が聞こえていたわよ。何回も」
「それで、次は何時なの?」
「今週末は利幸が出張なの、だから再来週でいい?」
「いいわよ」
「クラブはその後にする?・・・みんなどう?」
「私はいいわ」
「幸代は?」
「わたしもそれでいい」
「それじゃ、それで決定。注文しようか?」


家に帰ってからの歩美は落ち着けなかった

あーあ、どうしようこの名刺、何回出したり仕舞ったりしているんだろう
木曜日か、５日経ったのね。やっと５日、何でこんなに時間はのろのろしているの?
あーあ、どうしよう。１０時か、彼は今頃何をしている?
何処かの店だろうし、電話は迷惑よねー・・・何時でもいいと言っていたなー。
もう無理、我慢なんて出来ない。

「もしもし、歩美です」
「はい、井出で御座います・・・明日朝９時にセンター前の小さい方の駐車場で・・・車は?分かりました、伺います」
あーあ、しちゃった。近くに誰かが居たんだ・・・遥子かも知れない


「私の車で行きましょう」
歩美は助手席に縮こまって座っていた
「５日」
「・・・はい、頑張ったけど持たなかった。悔しいけど貴方の言う通りです」
「無理は身体に良くない。着きました」

ダッフルバックを手にしている・・・恐らく、ロープ何かの道具に違いなかった
「さあ、脱いで」
のろのろとしながら、みんな脱いでしまった
然もこれからのことを想像し、濡れてもいた
「私を脱がす」
全部を脱がすと舐めたくなり、歩美は屈んで手で掴む
「触って良いと言ってない!脚を広げて立っていろ」

ベッドのシーツ上に大きなマットを三重に敷いている
あれは?
そうだ、ペット用のポリマーシート、それも大きさが１メール以上
あんな大きなものが有るんだ

ロープ、長さが違う５本のロープ、目隠しも
それにバイブがあんなに・・・えっ、洗濯バサミも
あれでどこを挟むの?
乳首それとも一番感じるとこ?
あーどうしよう、震えて来た
一杯垂れてる
手で拭っても次々に出て来る

「動くな!じっとしていなさい」
「でも・・・」
「はい、は!」
「はい」
「用意が出来ました・・・これで幾ら出しても平気です」


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