- 名前
- 京介
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- 年齢
- 71歳
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- 神奈川
- 自己紹介
- 30歳未満、未婚、ログ更新の無い方のメールお断ります。 犬猫が大好きで、勿論女性はそ...
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仲良く不倫42/貴方の腕次第
2010年10月05日 02:11
幸代とのお昼を摂りながらの会話は、恵梨にとっては上の空だった
「ねえったら」
「ご免。考えていたから」
「怖い顔をしていたわよ。どうする?・・・何か手を打たないと」
「うん、分かっている。浩志には誤魔化すのは無理」
「話すの?」
「幸代にだけは、上の子の事を言っているでしょう?歩美も遥子にも言ってない」
「ええ、分かっているわ。私も恵梨だけが親友」
「子供の事だけは死ぬまで気付かれない様にしないと。その為には少し話して、何時から感づいたのかを聞き出すわ」
「ええ、それが正解だと思う」
「自分も遣っているから、偉そうな事は言えないとも言っていたのね?」
「そう言いってた」
「浩志が新婚当時から遣っているのは、幸代にも話していたでしょう?」
「ええ、聞いている」
「私の浮気を知っているのに、何も言わなかった」
「お互い様なので、許していると?」
「その様に考えるのが普通よ」
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「貴方、話が有る」
「どうした?・・・真剣な顔をして、恵梨には珍しい」
「私・・・浮気しているの」
「僕が知っている男?」
「・・・隣の高橋さん」
「ほー、何時から?」
「2年半前・・・離婚されても仕方が無い・・・ご免なさい」
「別れたいのか?」
「いいえ、私、本当に愛しているのは貴方だけ」
「だったら許すさ」
「えっ、怒らないの?」
「私も遣っている事を知っているのに、何も咎め無い」
「あー良かった・・・高橋さんとはセックスだけなの」
「恵梨が打ち明けてくれたから、僕も正直に言うよ・・・」
「そんな・・・全然分からなかった・・・何時から?」
「半年前に4人で飲みに行った直ぐ後」
「半年前?・・・と言う事はそれから3・4回は4人で行っているわね」
「ああ、行っている」
「貴方の凄さがまた一つ分かったわ」
「それより、近い内にスワップしないか?」
「貴方って本当に・・・どう言えばいいの?」
「どう?・・・する気が有る?」
「貴方がしたいのなら私はいいけど・・・良子さんは大丈夫かしら?」
「俺が口説き落とすよ」
「大変よ絶対・・・でも無いかもね、遣っちゃったのだから、貴方は」
「ご主人の哲夫さんを先に口説いてくれ」
「分かった・・・良子さんと貴方の事を話す?」
「いや、遣ってない事にする方がいい・・・哲夫さんどう反応すると思う?」
「恐らく・・・気にしないで、賛成するわ」
「何故そう思う?」
「高橋さんは凄い遊び人なの」
「全くそうは見えないなー」
「私もそう・・・驚いた」
「見掛けに拠らない典型だな」
「貴方はみえ見えだけれどね」
「俺の事は何時から知ってる?」
「新婚の時からだったよね」
「何故何にも言わなかった?」
「貴方の女癖の悪い事を知っていて結婚したのよ・・・言って直るものなら言うわよ」
「大した女だ」
「大した男よ・・・後は貴方の腕を見せて貰う」
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