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玲子の喉奥深くに

2008年04月20日 10:21

(続き)
 「あっゥ、あはァ、ひィっぅー!も、もう限界でスっ!こ、このままじゃぁ、玲子さんのお口の中に出しちゃいそうですぅ~」

 「グっふぁ、はぁハっ、っうぁ、かまいませんことよ、わたくしの口でよろしければ、いっぱいお出しになって!」

 ジュルッツッポ、グチュルッ、グチュ、グァッポゥ、ズュップ、ニュルポ、ジュルッツ。

 玲子さんの口内の粘膜と男根の皮膚が摩擦され、とめどない淫爛な刺激が押し寄せる。頬がくぼむほど男根を吸引し、口の中では舌が亀頭をぬめり回す。
 額には玉のような汗を浮かべ口元から滴るゆだれを気にもせず、俺を絶頂へ導こうと卑猥な音を立てながらフェラチオに執心する。

 両手で夢にまで見た性天使の輝く髪に触れ、頭を包み込む。口淫性交の熱気で玲子さんの香水が匂い立ち、鼻腔から侵攻し脳細胞を挙兵させる。
 肉体すべての精気をペニスへ動員させなさいとの性天使の命令に従い、遺伝子が雄たけびを上げる。

 「あっあっ、うっくっ、ふっぁ、はっうっ~っ!」

 叫びとも喘ぎともつかない犯されるときの女のような恥ずかしい声を漏らし、悶える表情に歪んだままうつむくと、さっきから俺を見上げ苦悶の様子を楽しんでいた玲子さんと眼が合い、彼女が微笑んだその刹那脳内に電流が走りまばゆくスパークし、歓喜の波を瀬戸際でとどめていた堰がついに崩壊する瞬間を迎えた。
 
 「あっイイっ!イクっ、うっふゥっー、はぁつっ、ああっっーつっ!イっっくぅ!!」
 
 原始の遺伝子を湛えた精液が、濁流となって玲子さんの腔内へ放出された。

 「ウぐっ、グっムっ、ごふぉっ、ふぁぉ」

 気管を精液に汚されて咳き込み、それでもいまだペニスを咥えて離さない律儀な玲子さん。快楽の余韻が引き伸ばされ、脚が小刻みに震えるほどのエクスタシーだ。

 「あぁ、ごめんなさい!本当にイッてしまいました。とても気持ち良かったもんで。我慢しきれず貴女のお口に」

 「はふぅ、はぁはぁうっ、ゴグっ、ンっグっ、あぁぅ、美味しいですわ!とっても。私も脳であなたの精子の味を感じとりましたわっ!」

 「あっ、いえ、ザーメンには実際に味があるのです。あまり旨くはないですが」

 「えっ、そうですの、知りませんでした。殿方の体液をいただいたのは、初めてでしたから」

 「そうですか、ゴックンしたのは俺が初めてでしたか。感激です!」

 「あら、いけない、もうこんな時間。彩美さんが心配するわ」

 彩美ちゃんは玲子さんの隣で受付に座っている可愛い23歳の新入社員で、もちろん俺のオナペットだ。井上真央に似ている。
 
 「あッ、あのぅ~、」

 今夜にでもデートに誘ってベッドの中で濃厚なヒトトキトキメキをと画策していた俺を尻目に、そそくさと立ち上がりスーツの乱れを正して、性天使は消えてしまった。
 体液を交歓しあう良交な異性関係の確約が取れず、ガックリと噴煙くすぶる沈黙した肉バズーカ砲を見下ろす。

 いつまでも玲子さんのフェラテクの感慨に浸っていても仕様がないので、ズボンをはき写真集を拾い上げたとき、ミルクちゃん生写真がページの隙間からハラリと舞い降りた。

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