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一句ひねる余裕?

2012年12月27日 08:50

阪神・坂井オーナー、福留獲得で大喜び一句

サンケイスポーツ12月27日(木)7時51分配信

 阪神・坂井信也オーナー(64)=阪神電鉄会長=が26日、「西の岡に日が高く昇って福が留まる」と思わず一句を詠んで補強終結を宣言した。西岡剛内野手(28)、日高剛捕手(35)に続き前日25日に福留孝介外野手(35)=前ヤンキース傘下の3Aスクラントン=の獲得も決定。来季は絶対優勝や!!

 最後に届いた吉報に自然と笑みがこぼれた。熟考の末、福留の虎入りが前日(25日)に決定。8年ぶりのリーグ優勝を狙う布陣が完成した。満点といえる補強に、坂井オーナーの口調もなめらか。来季に向けて、確かな手応えを感じた総帥が、思わず文才を発揮した。心境を表した一句からは、高揚ぶりが感じ取れた。

 「よかったですね。ちょっと時間がかかったけど。誰かが言うてたけど、『西の岡に日が高く昇って福が留まる』と」

 大阪市内の電鉄本社で取材に応じている最中、自ら詠んだ一句。見事、今オフの補強選手の名前が連なり、来季優勝への期待感を醸し出した。それほど満足のいく内容ということだろう。DeNAとの争奪戦を制して、クリーンアップと懸案の右翼を任せることができる福留を獲得。スピードを補うために前ツインズ西岡も加入した。手薄な捕手に関しても、オリックスからフリーエージェントベテランの日高を補強できた。守護神候補として期待していた五十嵐は、ソフトバンクに奪われたものの、ほぼ満点のチーム作りはできた。

 福留の獲得は単なる戦力アップだけにとどまらない。球団は2年ほど前から甲子園のスターと地元関西出身選手の獲得を重視する方針を打ち出していた。指令を発したのは坂井オーナーだった。鹿児島出身福留だが、PL学園高-日本生命と関西でプレー。PL学園高では甲子園で3本塁打を放ち、マンモスを沸かせた。D1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭高、同2位・北條史也内野手(18)=光星学院高=のダブル指名や、大阪桐蔭高出身の西岡の獲得はそのビジョンに合致。甲子園を沸かせたスターたちが、タテジマに袖を通し、聖地に立ち、優勝を争う-。理想が現実に近づき、上機嫌になった。

 福留入団発表は年明け1月上旬にも大阪市内ホテルで行われる予定。背番号は「8」に決まった。また、同8日にはオーナー主催の新年会が開催され、南球団社長中村GM和田監督とトップが一堂に会する。球団関係者は「補強も終わり、福留をはじめとする話にもなるだろう」と話した。新年早々意見交換が行われ、戦略を練る。

 坂井オーナーは福留について「外野守備が素晴らしい、右翼手。打撃は言うまでもなく素晴らしい。能力を十分に発揮してもらえるようにサポートしていきたい。西岡くんも福留くんもなじんでくれると思っている。さっき言ったの(一句)がうまくはまるようにね」と柔和な笑みを浮かべた。これで年を越せる。総帥リーグ優勝の瞬間を、初夢に見るはずだ。

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