- 名前
- ポマポマ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- はじめましてこんにちは。 ポマポマといいます。 絵を書くのが好きで漫画など書いてます...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
サヨナラは言わない メモ
2012年07月23日 03:02
短編ネタメモ
A子は幼少期より病弱で
親は彼女を社会から離して育てた。
おかげで彼女は友達もできず、恋人も
いないまま20代も半ばを迎えようとしていた。
母親が末期ガンになり
自分が一人残される可能性を
感じた彼女はいつ死んでもいいように
自分の死に場所を考えるようになる。
お寺の永代供養
散骨
献体
樹木葬
彼女はポルの映画館のもぎり
をしながらそういうことを考えていた。
とりあえず人生の目標は死ぬことにしよう
そうおもうと幾分体が軽くなった。
そんなおり
母親が呼んだお見合い相手Bくんと出会う。
Bくんとの縁談途中で母親は死ぬが
B君は彼女が別れ話ついでに
語った死への準備を聞き大号泣
彼女にいろいろと世話を焼くようになり
彼女も心を開き始める。
同じ頃に新しく入ってきたバイトの
少女cと最初はぎこちなかったが
彼女が見かけより真面目で話があう
ことで仲良しになる。
さらに気休めで書いていた
ネット小説が大当たりし
小説家へと足を踏み出すことに。
Bからもプロポーズされ
Cが仕事を引き継ぎ
花の小説家生活を迎えるA
しかし自身の幸せと相対的に
死ぬことを恐れるようになる
自分が許せなくなってくる。
幸せな自分は自分ではない。
そんな彼女の体に
乳がんが巣食っている事が判明。
病気はだんだん悪くなるのに
彼女の気持ちは死ぬ事でいっぱいだった。
彼女は自分の骨を宇宙へ飛ばすことを
決意。体の臓器は提供し、家も土地も
売り払って慈善団体に寄付し、葬儀もしないことにした。
彼女は死ぬが肝心の骨の打ち上げは
BとC2人が行うことに。
しかも私服で行う。
2人は彼女が元からいなかった
そう思うことにした。
彼女はたぶんそれをのぞむだろうから。
このデジログへのコメント
コメントを書く