弱虫ヒーロー メモ

弱虫ヒーロー

主人公 16歳 熱井ユウキ 
気の弱く学校でいじめられて
不登校になってしまった男の子。
自分にあまり自信もなく、ユウキ
という名前も好きではない。
スポーツもだめで、暴力もあまり好きではない。彼が反撃しないのは殴られて殴り返したら相手と同じレベルだという認識からである。

主人公の母モモコ 39歳
ユウキの母親でかつて戦隊者の先駆けと言える地球防衛隊 ゴーレンジャーのピンク役だった。後にレッド役のマサルと結婚しユウキを産む。今だに黒髪のロングでピンク色の服を好んできている。いじめられている我が子を心配している。

マサル ４２歳
ユウキの父親でゴーレンジャーのレッドだった。しかし現在は糖尿病で入院してる。役者をやめてからはトラックの運転手だった。
ユウキの前で自分がレッド役だった戦隊番組を見せ自慢している。
死亡する直前にゴーレンジャーの
ブレスを息子のユウキに託して息を引き取る。彼はリーダーとして本当は敵であるダークマスターが本当は無実で敵意がないことを知っていた。

ミズキ  ４２歳
ゴーレンジャーでブルー役だったが現在はIT企業の社長で六本木ビルのなかにオフィスを構えるビジネスマン。ももこのことが好きで
思いお伝えたのであるが、モモコはマサルと結婚してしまった。このことトラウマになっており、以後ずっと独身を貫いている。ユウキをマサルの子供というだけで毛嫌いしている。
クールで悪に対しては容赦ない。

キミエ 37歳
ゴーレンジャーのイエロー役だった。今はスナックのママをしておりバツイチ。ブラック役である兄のクロウは店の客ともめて刑務所に入っている。大阪弁

クロウ ４３歳
レンジャーのなかでは体格が一番いい。一番無口で喧嘩っ早かった。口がわるい。大阪弁
ヤクザっぽい性格。刑務所内では
野郎どもをまとめるリーダー格となっている。

ダークマスター
異性からやってきたダーク帝国の統帥。20年前に地球にやってきた
彼らは地球を侵略する気はなく、交流のためにやってきたのであるがその見なりが爬虫類的であったためさげすまされることになった。20年前の戦闘で部下の80パーセントを失っており自身も旧レッドから負った傷を癒すために20年ものコールドスリープにはいっていた。

博士 85才防衛相の官僚
今は軽井沢にある高級老人ホームにいる。レンジャーの武器やロボを作った。レンジャーたちを戦わせた。その口実は輸入された武器を実験するためだった。ターゲットとして有効のために訪れたダークマスターたちを先制攻撃。自分たちの非を全く認めようとしない。

テレビの関係者
レンジャーとダークマスターの戦いを隠蔽するために、一年の戦いを子供用番組に編集し大人たちの関心が向かないようにしていた。

20年前、船体ヒーローの先駆けとなった宇宙戦隊ゴーレンジャー。
宇宙の支配を目論むラークマスターとの死闘は実は現実で行われていた戦いであったのだ！旧レッドが死んだ今、ダークマスターはレンジャーたちに復讐するために20年ぶりに地上に降り立った！いじめで不登校の新レッドの高校生ユウキはこの戦いを終わらせることができるのか？！

起
主人公ユウキは父親から変身ブレスを貰い受ける。「この戦いを終わらせてくれ」との遺言を残して。

父親の葬儀の後、母親から過去のレンジャーたちの戦いが事実であったことを知らされる。そこへダークマスターの手下が家に乗り込んでくる。新しいレッドを狙うために。ダークマスターのホログラム映像により、地球の危機を知った2人は仲間たちを集めることに。

承1
さっそく仲間を探してミズキの務める六本木ヒルズへ赴くも、過去の失恋からミズキは協力を断る。
その帰り道で、再びダークマスターの襲撃に遭遇。母親はユウキを助けるために一人で戦うがピンチに。ユウキはオロオロして変身することさえできない。そこへミズキが変身し武器のガンで手下たちを一層。死亡した手下にしっかりしろと言っているのを見てユウキはダークマスターを見逃してしまう。

そこへたまたま撮影に訪れていたのがゴーレンジャーの監督であった。事情を知った監督は博士と他のメンバーに連絡をとってくれることになった。

しかし、ユウキの心のなかに
釈然としない何かが残った。

承2
元イエローが営む飲み屋にやってきたユウキ、モモコ、ミズキは
ミキは兄貴が店で暴れて刑務所に入っていると聞く。
刑務所に面会に出かけたミキは事情を説明。

外で待っていた三人は
大きな爆発を耳にする。
刑務所の天井を突き破って
ダークマスターが現れたのだ。
ダークマスターは囚人たちに
お前たちは刑務所からでて差別されるという。しかし、刑務所内でリーダー格のクロウは変身。
敵を一掃し、叩き破った壁から出てくる。

これで五人がそろった。
うちのお店で祝賀会といこう！
ということでユウキは未成年ということでお店に入れなかった。

ダークマスターは彼らに最後の挑戦状を叩きつけて去っていく。

承3
花を探すために、河川敷に降り立つダークマスター。
そこで留守番させられたユウキと出会う。
ダークマスターは一瞬身をこわばらせるが、ユウキの変身しないという言葉を信じる。ダークマスターは死んだ部下のために花を探していたのだ。ダークマスターがわるい人に見えないユウキは彼らが地球にやってきた真の目的を知った。
彼らはある宇宙人たちに追われてここまで逃げてきたのだ。そしてその危機が地球に迫っていることを地球人に知らせようとやってきた。しかし彼らを待っていたのは
レンジャーたちの勝手な洗礼だったのだ。そして、もうその宇宙人たちはこの地球に向かっているとのことだった。貴様らを全員抹殺すると復讐に燃えるダークマスターはユウキの前から消えた。

承4
博士登場。ヨボヨボだが態度がでかい。新しく開発されたジャイアントグレーとレンジャーロボの説明をしている。飛行も可能だとのこと。もしかして、そういった兵器の実験をしているんじゃないんですか？それをこども番組ということでカモフラージュし世界に配信しているんじゃ？

そこでブザーがなる。
ダークマスターが現れたのだ。
非常に巨大になっており街に降り立ったとのこと。出動だ！


転
街に現れた巨大ダークマスター
街を破壊しまくる。
お前はもう剣を降るだけでいいと言われたユウキは周りのレンジャーがダークマスターに次々と攻撃
するのを黙って見ている。

頭を伏せるユウキ。
頭の中にはいじめっ子たちが自分を理由もなく叩きのめす描写がよみがえる。モニターをふとみると
街に人がいない。そしてそれを撮影している人がいる。

そしてユウキは剣を託された。
そのレバーを引けばロボットは剣を振り下ろせる。

ユウキは剣を投げ捨てた
ごめんなさいとダークマスターに
謝罪した。

やり返せば同じだ
だから僕は殴られ続けた。
僕は弱くなりたくなかったから。

そこに本物の侵略者がやってくる。しかも人の住む街に！

ダークマスターとレンジャーたちは街へ向かう。そこには巨大な戦艦が！実はこの戦艦は巨大な生命体で星の住人たちを食い尽くしているのだ。ダークマスターには自身が囮になり主人公に弱点を教える。

ユウキはロボットを自ら動かして
巨大生命体を粉砕した。



結 
こうして街には平和が戻った。
新しいレッドの誕生を他のメンバーは祝福した。彼は地球を救ったヒーローとして一躍有名になったとさ。
めでたし。