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樹刑 メモ

2012年07月10日 10:51

樹刑 改

日本司法界で新たに施行された
樹刑、死刑よりも重く無期懲役よりも長いその刑罰の本来の目的とは?想像を絶する苦痛永遠贖罪義務だった。

被告人A少年
17歳で殺人を犯す。動機は自分には幸せな人間から幸せを奪う権利があるという身勝手なものだった。彼は本当は精神異常ではないが精神薄弱者を装っている。
裁判中に彼は贖罪の意識などなく
謝罪の言葉さえない。
彼自身は非常に聡明なところがあり最初は無期懲役であったが無罪を目指すために、弁護士Bの助言のもとで精神薄弱者のふりをし
減刑を狙ったのであるが。
あまりにも行きすぎた発言は
裁判員たちの信証を損ねてしまった。目だけ残って木になる。

弁護士B
被告人の担当弁護士。今までの数々の少年犯罪を担当してきた。
加害少年を精神薄弱を理由に何度も救ってきた。彼自身は少年を助けること=かっこいいという感覚である。しかし、報復として遺族から自分の家族を殺されてしまい
死刑指示弁護士に変貌している。

被害者C
主人公と同じ高校生帰宅途中で
友人と別れたところで駅で被告Aに包丁で刺されてしまった。誕生日日だった。
家族は会社員の父と専業主婦の母がいる。至って幸せな一般家庭である。

被害者の父親D
Cの父親で会社員である。
娘の誕生日のために家で帰りを
まっていたのであるが娘はAに
帰宅途中で殺害されてしまう。
第2審から発言を変えた被告にたいして並々ならぬ恨みと執念を持っている。

森の管理人F
樹刑になった樹を管理している
初老の爺さん。基本的に放置している。このおじいさんには唯一木の声が聞こえるようである。

1
裁判意味不明な証言で
裁判官たちの信証を悪くしてしまう主人公。

無罪を狙ったつもりが樹刑という
意味わかんない刑に処せられる。

弁護士は言う。
死ぬことはない。
狭い留置場に閉じ込められる
ことはない。主人公納得

2
数日後、主人公は種を食べさせられ車で森まで連れていかれる。
そこで逃げ出した途端に
足が地上に根を貼って身体からも木の枝が生え始める。

目が覚めると、片目だけを残して全身が木になっていた。

最初は自分の身体が栄養分になっている。自分の身体が死んで行くのを感じながら樹はどんどん成長して行く。

なんなんだこの刑は?

3
半年後弁護士がやってきて
自分に尿をかけていく。
どうやらこの弁護士は樹刑に
主人公を貶めるべくアドバイスしていたようだ。


4
車椅子に乗った男の人が
奥さんに押されてやてくる。
男の人は被害者の父親で、この日をまっていたといわんばかりに
斧で樹とかした主人公を叩き切る。しかし、それでも主人公はしぬことはできなかった、痛みが続く。

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