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【魔法少女っ】62-2、断罪のビクター。

2012年02月28日 21:42

「最強の矛、ビクター
「最強の盾、ベンサム」
つじつま合わない勝ち名乗り。

「うりゃああ!」
何度も技を放つ麻衣子
「ほい、ほい、ほい、」
防御して受け止め続けるベンサム。
「黒き巖の射撃!」
その際に生じるタイミングで銃撃を放つビクター

どごぉぉん!
「きゃー。もう、なんなのよ~」
マトモに受ける麻衣子魔法騎士なので大した怪我にはならないが、このままやってたらまず勝てないだろうと悟った。
「というわけで逃げるのよ~」
アドルフを抱えて逃げる麻衣子だった。
「ふざけんな、待ちやがれ」
「待てと言われて待つ逃げるひとはいないわよ、ビクター
どごぉぉん!
「わー」
今度はビクターの足元になんか炸裂した。

「いきなり最強フォームで登場ですっ」
「輝く4つの願い星っ」
「まじかるスターライトっですわ♪」
茜、小春千歳が駆けつけたのだ。茜と小春は予めクポーにフォームチェンジさせた模様。
「おのれおの~れ!なぜここがわかった」
「ドンパチ音が大きいから分かりやすいよ」
と、小春

「アドルフさんの命を狙うなんて許さないですっ!馬鹿るディ!」
シンフォニースォードを掲げて、ビクターとベンサムを睨む茜。
「勝手にユニット名つけるな!」
ビクター。私達馬鹿にされてるだけよ」

「お前らなんか馬鹿るでぃで充分ですっ」
バーニングスラッシュを繰り出す茜。
「そんなもの防いでくれるわ!……あう~」
防御しても斬撃は斬撃なのでダメージを負うベンサム。
「一気に行くよ~。コバルトテンペストっ」
カーマインクリムゾンっ」
どごぉぉん
なんとか持ちこたえたが、疲労感に倒れるベンサム。
「かくなる上は」
ビクターの左腕が変形し、巨大な銃となる。
「ファイア」
ブリザード
機械音声がその言葉を紡ぐ。
銃口に強力な攻撃エナジーがこみあげてくる。

ハーモニーブラスト
ずどぉぉん

ちゅどぉぉん

茜と小春は驚いたまま。

「あのふたり、驚いているよベンサム」
「そりゃ、自分の技でやられそうだからねビクター
陽気に笑うふたりだった。

「な、ななな、なんですかそれ~!」
「それはあたしたちの合体魔法だのにっ」

「サダム将軍が研究して組み入れたのだ。しかも銃弾に圧縮したぶん、威力は高い。もう一発!」

デイトナプロテクション!」
がきぃぃん!
「ならば、わたくしが最強の盾になりませんね」
不敵に笑む千歳だった。


続く!

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