- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】58-1、ポケベルが鳴らなくて
2012年02月04日 16:46
悪の居城、ネオバビルの塔。
48人もの幹部(しかも女性)を加え、一段と賑やかになるネオバビロニア帝国軍。
「そろそろわしらも動き始めるじゃあ!」
いろんな欲が満たされ、上機嫌なチャウシェシュク。
「どうぞどうぞ」
簡単に出番を譲るサダム。彼は切り札たる超兵器の開発に集中していた。
「最後に笑うのはこのサダム様よ」
「その前にわしがスターライトを打倒して決着なのじゃあ!」
上機嫌に出て行くチャウシェシュク。
「ふ。わからんのか。よしんばスターライトを倒したとして、闘いは終わらないのだ」
呟くサダムだった。
闘いは終わらない。内的にも、外的にも。
「演劇部復活!」
久しぶりに魔法少女隊スターライトが全員揃った演劇部部室、茜が復活記念の声を上げた。
「別に壊滅の危機があったわけじゃないよ、茜」
小春が突っ込む。
「でも、小春が眠り姫になったって聞いた時は心配したですっ!」
「その言葉、そのまま突っ返すよっ!」
「ぴよぴよ~(喧嘩するなぁ)」
「犬も食わない喧嘩よ」
ぽこぽこ殴りあう茜と小春。互いに怪我しない強さ加減さじ加減を知っているのだ。さすがは幼なじみである。
「小春~っ!」
「茜~っ!」
どぐわしゃああ!
クロスカウンター
「次の演目はボクシングものですの?」
んなわけない。
「受験終わったし、これからはわたしも手伝いできるわよ」
麻衣子も上機嫌。麻衣子が卒業するまで、この場に居てくれる心強さよ。
「次の演目は卒業記念激励公演になるんだね」
部長の小春は学内スケジュール帳を見て言った。世間的に高校受験の全てが終わった日の翌営業日を目安にして、卒業生を応援する趣旨の学内イベントがあるしきたりなのだ。
今年も間違いなく開かれるだろう。そこにエントリーするのだ。
「どんな演目がいいかしら?」
「ツンデレラ」
茜が提案する。
「却下!」
全員に取り下げられる。
「それは何らかの余興な出し物で男子が女装してやるようなお芝居なのよ。我々プロの範疇ではないわ」
と、麻衣子。
「面白いのに~、ですっ」
「雰囲気の問題だよっ
。卒業生を応援するような演目にしたいんだよっ」
なるほどね。
結局、どんな演目にしたいか、日をおいて各自意見を持ち寄る事にした。
「ちょっといいかしら」
挙手する麻衣子。
「はい、先輩」
「卒業記念激励公演とは言え、あまり肩肘張らずにのびのびと、自由にやってもらいたいの。それが卒業生視点の意見かな」
「じゃあ、いっそツンデレラを」
「それは却下!!!」
ちゃんちゃん
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ポケベルが鳴らなくて
AKB48で知られる秋元康の失敗コンテンツのひとつ。1990年代前半に日テレで放送されたドラマ。内容は後程。小道具のポケットベルがオワコンになった為失敗。
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