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【魔法少女っ】59-4、考え無しなんて事はない。

2012年02月13日 21:07

「実は茜は考えてないんじゃ」
なんとか出番を消化した小春が茜の心配を始めた。

ずがあああん

タイミングよく爆音が来た。散り散りになるギャラリーたち。事実上イベント中止だ。
「ネオバビロニア!」
怒声を上げた小春
降り立つ敵。
左半身を機械化した美少女だった。
「何?」
「もっと早く来なさいよっ」
「ズコー」
擬音でなく、台詞だった。
機械化してるだけで簡単にずっこけるわけにもいかないのだろう。
「起き上がるのメンドイ」
だそうだ。
「サダムオッサンじゃないあんたは誰なんだ!?」
「む。初対面の時は先に名乗るべきでしょ」
「……ぐぐれかす」
有希毒舌した。
「ぐぐれかしたけど、データ上で知ってるのと、実際に知り合うのはちがうでしょ」
「……違うがキニスンナ」
ごむたいな。

「……茜、小春有希、その他」
有希適当に紹介を済ませた。
あらあら。わたしをその他にいれないでよ~」
不満がる琴。
「……民間人は逃げろ」
棒読みする有希
あらあら。わたしだって一応は元魔法少女よお~」
「……知らんかった」
「まあまあ、ご冗談を~」
「……一応お前を立てたつもり」
あらあら、余計な気遣いよぉ♪」

「……なんだ。まだ変身してなかったのか」
有希が茜達に視点を変えて言った。
やりとりにみいってましたですっ」
「……見せもんじゃねぇ」
「はいっすいません!変身しますっとぉっ!」

しばらくお待ちください。
「変身完了だよ」
茜と小春が機械化美少女に対峙する。
「サダム軍団・大佐。カシワド。参る!」
名乗り、左手を剣にしておそいくる。
包丁って、危ないじゃん!」
かわしながら格闘する小春
「いままで散々剣を振りながら、よく言う」
カシワドも直撃狙いではない太刀筋を見せた。
小春っ!つばぜり合いはわたしに任せるですっ」

カーマインタクトで応戦する茜。

互角のつばぜり合いを見せる茜とカシワド。
「流石だ!だがそろそろ遊びだ」
カシワドは黒いネガイナーカードを投げた。
カードは講堂中の立志式の願いのチカラを吸収し、中庭にある全裸青年のオブジェに貼り付いた。

ずぎゃあああん!
なんてこった。放送禁止
レベルのネガイナー誕生か。
「葉っぱ一枚あればいい」
なんと、股間に葉っぱ一枚貼り付いた全裸青年の姿だった。ギリギリ助かった!
「やった!やった!」
嬉しそうに踊るネガイナー。どうやらそれがこのネガイナーの鳴き声らしい。

「きゃああ!」
やっぱり女子は逃げるよな。美術室のミケランジェロは平気なくせに。
「やった!やった!やった!」
やってねーよ。
コバルトブリザード!」
冷気魔法をぶつける小春全裸青年には寒さが堪えるはずだ。
「はっはっはっは!生きているからラッキーだ!」
さほど逞しくないので、平然としているネガイナー。
常に全裸で過ごしていると、並大抵の寒さは平気なんだろうか。

絶対に真似すんなよ。

「はっははっは!では次は私の番だ!発破!」
「え?」
ちゅどおおおん!

続く!

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