- 名前
- たかふみ25
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- 40歳
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- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女っ】58-4、イワンのばか
2012年02月07日 20:37
「ひゃははは……」
チャウシェシュクが久しぶりに現れた。
「愚かな人間どもよ。神のチカラに屈するのじゃあ」
傍らにいるTPPメンバーに命じて、次々と落雷を起こす。
「チャウシェシュク将軍様。願いのチカラを発見しました」
落雷と見えたものは反重力光線で、鉄屑の山からあるものを探り当てて、引っ張りこんだ。
「これは素晴らしい願いのチカラじゃあ!ネガイナーとなり我が礎となるがいいのじゃあ」
チャウシェシュクは黒いカードをソレに投げて貼り付け、落雷を見舞った。
「いでよ○○○召喚じゃあ」の決め台詞を忘れているほど、彼の人格は変容していた。
ずぎゃあああん!
「4649」
そのネガイナーは数値で挨拶した。
ポケットベルのネガイナーだった。
「さあ!願いのままに存分に暴れまくれじゃあ!」
「09」
ポケットベルネガイナーはけたたましい発信音を鳴らした。それは空気の振動になり、建物を揺らしまくった。
破壊力こそないが、民衆に恐怖させるのには十分だった。
「そこまでよ!」
「何奴じゃあ(知ってるけど)」
立ち塞がる4つの人影。
ぼくらの魔法少女だぁ~♪
「ちょうどいいところにポケットベルの実物。ついてるよあたし!」
ネガイナーを指差して小春は言った。
「72」
「演劇部の参考資料になってもらうよっ」
「とにかくみんな変身ですっ!」
久しぶりの出番に沸き立つ茜と麻衣子。
「いとうにいくならハトヤ。電話はよい風呂♪」
歌う麻衣子。
「4126!4126!」
「わたくしに電話ください。どうぞよろしこ」
千歳がボケる。
「ハトヤに決めた!とぉっ!」
演劇部の4人は願いのチカラをラウンドドライバに込める行動により、魔法騎士に変身するのだ。
ととととんっ(着地)
「あかね色に染まる風!夕陽の魔法少女っカーマイン!」
「星ぼしを繋ぐ橋!夜空の魔法少女っコバルト!」
「優しくも激しい大自然!深緑の魔法少女っデイトナ!」
「雪原に舞う美しき花!輝きの魔法少女っパールスノウ!」
「輝く4つの願い星!まじかるスターライト!!!!」
久しぶりに四人名乗り書いたよ。疲れた~。
「現れたじゃあ!スターライト!兵力を増強させた我が軍に平伏すのじゃあ!」
傍らの女の胸を揉みながら、笑う。
もみもみ。
「な、なんと破廉恥なっ」
セクハラされたような気持ちになる茜。
女はTPPのメンバーだ。誰とは書かないが。
「さあちからみなぎる。わしが相手じゃあ!」
「4126」
襲い掛かるポケットベルネガイナー。
「カーマインファイア!」
「ラーンスロッド!」
茜の火炎魔法と、麻衣子の長槍攻撃が繰り出される。
「ちょっ茜、飛ばしすぎ」
「先輩もハイペースですわ」
「久しぶりの出番で腕がなるのよ!!」
長槍による格闘でネガイナーを圧倒する麻衣子。
「弱いですっ。ものたりねえですっ。こうなったら、ボスを叩くですっ」
「ぴよぴよっ」
茜が跳躍するに合わせてアドルフも羽ばたき、白いガードを投げわたした。
「カーマインスォード!」
「ひゃははは!わしを斬れるか!ワッフル妖精であるわしを」
高笑いするチャウシェシュク。
ざしゅうう!
容赦なく斬る茜。
「そんなこと関係ねえですっ!あなたを倒して、戦いが終わるのなら!」
「ひゃははは!そうだ。その目じゃあ。魔法騎士っ」
血を流しつつも、傍らの女への愛撫を止めないチャウシェシュク。
「何がおかしいですっ?」
続く!
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反重力光線
「地球最大の決戦」版のキングギドラの技。単なる破壊光線ではなく、重力を操って重たいものを持ち上げたり、計器を狂わせたりできる。だから何だ?
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