- 名前
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- いい年ですが精神年齢は若いです。 人つき合いは苦手な内気なおじさん(?)です。 仕事...
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素直じゃない
2007年11月25日 09:09
最近、土曜の深夜、というより、日曜の未明にやってる「しおんの王」というのにはまってます。
深夜2時台なんかにやってますので、録画して見ればいいのでしょうが、録ると安心して見ないことがあるので、ここ10年ほどよほどのことがなければタイマーは使いません。そのため、起きてられないこともしばしば。
内容は、ミステリーと将棋とロリ系?とを足して3で割ったようなアニメです。どこがいいのかわかりませんが、何となく気になる、というものです。
もともとは、ニコ動でたまたま見たのがきっかけです。ミステリーは好きなので、ついつい、話の続きが気になってしまったのでした。
で、ここから大風呂敷を広げるわけですが、多くの日本人ってのは次に当てはまるような気がします:
1.手品を見るとき、タネを見破ろうとして、わからないと恥ずかしがる。
2.ミステリー(推理小説)を読むとき、犯人を当てる事だけに命をかける。
3.野球を見るとき「選手の心理戦」に関する「薀蓄」をたれる。
4. わけのわからない映画(あるいは芸術作品一般)には、いろいろな説明をつけたがる。
私なんざ、脳が退化したのか、悟りを開いたのか、
1.手品はタネを見破るものではなくて、素直に手品師の技を楽しむもの、
2.ミステリーは作者に騙されるのを楽しむもの、
3.野球は、投げて打って走るのを見て楽しむもの、
4. 映画や芸術は、自分の感性に合えば面白いと思うもの(合わないのは「わからん」もの)、
とか思ってます。
簡単に言えば、日本人には見栄っ張りが多いのでしょう。
そのくせ、日本人はこれだけ不明なことを恥じるくせに「理系的にわからないものをありがたがる」傾向があるように思います。
つまり、数式とか理論とか説明されるとわからなくても「なんだかすごーい」となるようです。
およそ文化人という人間が「ピカソはさっぱりわからん」というのを聞くのはあまりないですが「二次方程式はわからん」という類のことは平気でいいます。
世の中素直に面白いものは面白い、わからんものはわからん、と言えばいいような気がしますが、なぜかそうはなってないようです。
…なんで、こんなことを言い出したのかというと、土曜は、ニコ動に落ちてた SAW シリーズを眺めていて(SAW 4 がすぐ消されてましたね☆;SAW4 は誘われない限り見に行かないと思います)、落ち着いてよくみると「最初のはお手軽に作ってそう」と思い、検索をかけたのでした。
すると、でるわでるわ、SAW の謎を解くみたいなサイトやQ&A。それを読みに行く私も私ですが「おお、そんなことまで気にするか」とか「そこまで深読みしますか」とかあって面白かったです。
しかも、続編見るとハズレのことを一生懸命リクツづけしているところもあって、びっくりです。読んでるうちにお腹一杯になっていやになってしまいました(なお、第1作の制作期間は18日らしい、ことはわかりましたので、最初の疑問は解決です)。
SAW自体はグロいですが、設定は秀逸です。でも売れたからって柳の下のドジョウが多すぎるのは日本と同じでやりすぎの気がします。
人間誰でも、引き際の決断ってのは難しいようです。…ああ、また風呂敷が大きくなってしまった>_<
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トリビア:有名な話。ブリジストンの由来は創業者の「石橋」さんの漢字を英語にすると「ストーン、ブリッジ」になることから、英語だから逆にして「ブリッジストーン」→「ブリジストン」にしたそうです。
最初聞いたときはあまりのくだらなさに絶句しました。でも名前を作った当初は日本で有数の自転車メーカーになるとは思わなかったので仕方ないでしょう。そうわかってたら、社名に気を使ったかもしれませんね♪
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今日の画像は、「ソレントからカプリ島へ向かうフェリーに乗る人々」です。イタリアネタで逃げます。
ナポリ市内や郊外の宿舎近辺ではあまり観光地にいる気分にはなりませんが、ソレント港やカプリ島はイタリアではなかったです。英語が「公用語」みたいでした☆
ある意味、ホッとするようながっかりするような不思議な気分でした。
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