便利と安全

あいかわらず不幸のズンドコ状態です。ああ、なんでこんなに仕事をしないといけないのでしょうか？
それもいくつも平行して走っているので気が狂いそうです。人間は同時に二つのことはできないなぁ、とつくづく思います。

と愚痴はこのくらい。
世の中便利になると危なくなるものです。ドラえもんじゃないけど、もし「どこでもドア」なんてのがあったら、それはそれは便利でしょうが、悪用すれば、プライバシーの侵害、泥棒し放題です。
だからきっと「どこでもドアブロッカー」なんてのができることでしょう。すると「どこでもドアブロッカーブロッカー」ができて、鍵と泥棒のいたちごっこが始まることでしょう。
今や電子データはコピーが簡単。これはとても利点で、今までは手書きだったものの「再利用」がとっても簡単になり便利になりました。
その反面、個人情報のコピーも簡単なため、個人情報保護法なんてのができて、「安全」になったかわりに世の中とてもすみにくくなりました。

あらら、また大風呂敷を広げてますが、実は大したことではござんせん。
仕事でいろんな人からpdf で資料をもらってそれを本（というか冊子かな？）にまとめる役をやってます。
当然締め切りすぎて送られてくるわけですが、もらったpdf にページをつけたり、全部まとめて１つのpdf にしたりという作業が必要です。
普通のpdf なら簡単なのですが、中には（「セキュリティ」の厳しい会社など）わざわざパスワードをかけてくるものもあります。
そんなことされると印刷はできますが、パスワードがわからないと編集は一切できません。
迷惑この上ない話です。会社からすれば、勝手に改変されてはたまらない、ということでしょうが、こういってはなんですが自社が思ってる「企業秘密」なんてものは他社から見れば秘密でもなんでもなかったりします。

偽装の書類は、「企業秘密」かもしれませんが他社がほしいわけじゃありません（あっても役に立ちません）。
逆に隠せば隠すほど、何か面白いことがあるに違いない、と思われるのがオチだと思います。
とはいえ、特許や発明がからんでくると難しいのでしょうが、「よくわからんのは秘密にしてしまえ」というのが企業の体質というものです。

そんなわけで「多少の安全は犠牲にしても便利な世の中にしていこうや」とつくづく思う次第です。

なお、結局パスワードがかかってるファイルは、ちゃんとしたのをよこせ、メールを出しながらも、返事がこないことを考えて、プリントアウトしたものを再びスキャナで読み取るという間抜けな作業をしました。
最終的には紙になるのでパスワードをかけるということはうちが信用されてない、ってことなんですけどね☆

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トリビア：中国語の辞典の話。中国語の字典は、ピンインをアルファベット表記した順に並んでいます。
では、読み方がわからない漢字はどうやって調べるのでしょうか？
日本と同じで、総画索引や部首索引があります。その他にユニークなのが、第一画の筆順でも調べられます。例えば左であれば一、川であればノという具合になります。
日本でも取り入れたら面白そうですが、そのうち筆順がわからない人ばかりになって無意味になるかもしれません♪

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というわけで、今日の画像はイタリアは田舎のリストランテのセコンドピアット（第２の皿）です。
肉か魚で、私は肉です。４こずつ頼んでみんなで分けよう、という話でしたが、その話はどっか行きました。
魚はシーフード（イカ、海老、すずき）の盛り合わせで手頃でしたが、肉はごらんの量です。ワイングラスを見れば大きさが想像できると思います。
ただ、意外とスジがあって、骨の他にスジも食べないほうがいいです。
もちろん、これも平らげてしまいましたとさ。今まではこのリストランテでこの肉で多くの人が撃墜されドルチェに突入できませんでしたが、今回は頼めました。
しかもいろんなものを少しずつ。それは次回からのお楽しみ☆