- 名前
- ぴーす
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 青森
- 自己紹介
- これでも昔は逆三角形でした(泣)
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フィリピンパブ(その3)
2007年05月23日 22:59
(前回の続き)
デート当日。
当たり前ですが、
僕は朝からそわそわしっぱなしです。
前日の内に部屋の一番奥から玄関まで
掃除機をかけ、ほうきで掃き、水拭きをし、
吸い殻で一杯になっている灰皿を洗い、
カップを漂白し、コーヒーの在庫チェック。
更に必ずベッドは使うだろうと、
よだれで臭くなっている枕カバーを
普段は使用しない柔軟剤で何回も洗濯し、
敷き布団を数週間ぶりに日光に当てて、
仕上げにコンドームの場所を再確認しました(笑)
やるべきコトは全てやったと思うのですが、
何かやり残したことはないのかと、どうしてもそわそわ。
その状態のまま待ち合わせ時間がやってきました。
待ち合わせ場所に指定された海岸のそばの時計塔に行くと、
ティナとメイアンはすでにそこにいました。
待ち合わせ時間は12時。
南の島ですので日差しは最高潮に強く、
2人は日傘を差していましたが、
服装はTシャツに超ミニスカート。
何となく変な組み合わせで思わず
笑ってしまいました。(この組み合わせは変ですよね...?)
「ティナ~っ、その格好は変だと思うよー。」
僕がそういうと、ティナはほっぺたを膨らませて、
「えー、日差し強いもーん、ねぇ、メイアン?」
「そうよ、それにぴーす君のために
日焼けしないよう頑張っているんだから。」
2人とも可愛いよ。
日傘で周りから見えないように傘をさした状態で、
軽く3人で舌を絡めたキスを交わした後、
(付近、誰もいませんでしたケドね(笑))
僕のアパートに案内します。
普通は何処かのデートスポットなりレストランなりに誘うのが
定番なんでしょうが、何せここは絶海の孤島。
景色だけはいいのですが、カップル向けの施設なんぞ皆無。
映画館すらありません。
余談ですが、当時レンタルビデオ屋がオープンしたのですが、
関東では入会金無料、7泊8日300円の時代に
ここでは入会金3000円、1泊2日500円でした。
しかもビデオの本数も100本ちょっと。お話になりません(笑)
なので、僕らは迷うことなく僕のアパートへ。
部屋に通すと、2人は早速僕の部屋の中をチェックし始めました。
本棚にどんな本があるのか本をぱらぱらめくったり、
電源の入っていないパソコンを弄ってみたり、
(当時パソコンはまだまだマイナーな機械でした(泣))
何故か、ベッドの上の布団の柔らかさを確かめたり...。
何だか子供のように無邪気です。
そしてお約束というか、
僕のベッドの下をのぞき込むメイアン。
「あ~っ、見つけたぁー。」
ええ、そこにはエッチな本を大量に貯蔵しております(笑)
気がついてはいましたが、
特に他の所に隠すようなことはしませんでした。
(作戦の一環としてわざと置いておきました(笑))
そしてその奥からとうとうエロビデオをティナが発見。
外人さん出演の洋物ビデオです(笑)
ぶっちゃけ、僕はそのエロビデオのタイトルの意味が
全然分からなかったんですが、
(スラングで辞書にも載ってないし)
ティナとメイアンはそのタイトルを見て大爆笑。
(そのビデオのタイトルは失念しました(泣))
「ぴーす君、エッチぃ。エッチ過ぎー。」
どうも変態的な内容のタイトルっぽいです。
2人はまだけらけら笑っています。
あんま笑うので段々恥ずかしくなってきた、僕。
顔を真っ赤にしてしまったことを覚えています。
そこでメイアンが言いました。
「ね、このビデオみんなで見ようよ。」
ティナも賛成します。
「うん、見よう、凄そうだよ~。」
僕の答えをよそに、
ティナがビデオテープをデッキに差し込みます。
再生ボタンを押し、いざスタート。
僕の両隣にティナとメイアンが座って
肩を寄せ合いながらビデオの鑑賞会が始まりました。
エロビデオを見ながら、ティナとメイアンが僕の両隣。
このビデオが終わる頃にはフツーに3Pだろーなー。
しかし、この後訪れる悪夢を、
僕はまだ知るよしもありませんでした。
明日以降へ続きます。
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