- 名前
- 風来幽人
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 秋田
- 自己紹介
- ほとんどのアブノーマルプレーに対応。SMプレーが中心なんで、SEXレスでのお誘いでも...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
同棲−5
2006年09月21日 18:44
そんなこんなを色々話していた。
テレビはついていたが、何見ていたんだか、まったく覚えていない。
お互い本当は考えている事はわかっていたんだろうが、
その話題は・・・・・・出る事はなかった・・・・
本来ワシの方から話を振るべきなんだろうが・・・・・
どうしても一歩を踏み出せないでいた・・・・
なぜか・・・・
この時ワシは、あぁ付き合う事なればこのまま大学卒業まで行くな。
きっと、こいつと少なくとも2年・3年と付き合っていけそうだしなぁ。
さてさて、いいんだろうかなぁ。昨日まで高校生といっていいこいつを、
漠然とそんな事を考えていたような気がする。
いいじゃないか、何躊躇う必要あるんだ、と皆さんは思うだろう。
この頃ワシには一本の進む道があった。
と言うより、中学の頃から自分で決めてた道が。
ワシは跡継ぎをするつもりでいた。そのためこの大学の○○科に来た。
この大学に来るために、地元の高校では二つのうちの一つを選んだ。
あと2年して大学を卒業しても、就職活動はしない。
もうこの時点で東京の知り合いの会社にお世話になる事が決まっていた。
しかもそこには2年間の修行と言う話もついている。
その後は、地元に戻り親の会社に入る予定だ。
ワシの結婚相手のたった一つの条件が、一緒に会社をやっていく。
そんな嫁さんを見つけて、10年もすれば親から会社を継ぐことになる。
そう20歳の時点で、変な話40歳位までのレールは敷かさっていた。
と言っても、自分で望んでいた事でもあった。
親に言われたから、いやいやと言うのではなかった。
って、そのどこが躊躇う要素なんだと言われそうだが、
この時のワシは変に「結婚」だけは真面目に考えていた。
と言うのも、マネの部屋にいて、風呂は言って、メシ食って、
他愛のないこと話しして、突っ込んだ話もして・・・・
それがまったく違和感なく思えていた。いいんだよ、彼女が・・・・
よく「きっかけとかなんだとかでなく」
最初から「空気のようだった」と言う話があるが、
今思えば、本当にそんな感じだった。
何一つ肩凝る事もなく、何一つ気を使う事なく・・・・・
ただそこに彼女がいて、動いてて、それが何十年続いてもいいと思えてた。
そんな彼女を口説いて、寝て、付き合う事になったら、
ワシは「結婚」や「彼女の跡取り」に責任持てるだろうかと・・・
そんな・・・今思えば「馬鹿な事を」と言われそうな事を考えてた。
女の部屋に上がりこんで、風呂入って、泊まってく事になってて・・・
そんな状態で、何言ってんだといわれそうだが、マジな話です。
何か、言い訳がましいことが長くなってしまった。
そんな二人の間にも時間は当然のように進んでいく。
いい加減夜も更けてきた。試合後なんで当然眠くなってきてるはず・・・
でも、その日は全然眠くなっていなかった。
思っている事はお互いわかっていて、そこに話行かないのもわかっていて、
やはり会話も途切れがちになっていく・・・・
やけにテレビの音も邪魔になっていく・・・
ワシは「もう寝ようか・・・」と切り出した・・・・
「スマン、明日も長くなると思う、この後の3時間がワシらの大学時代を決定付けたと言ってもいいんですよ。それはいまだにワシの人生に燦然と輝く誇りでもある。他人から見たらそんな風に思えないと思うが、ワシは今でもこの彼女の事を胸張って自慢している(ある意味大バカモノかなw)そんな話・・・もうしばらくお付き合いください」
コメレスです。
kEI さん、コメありがとう
《スゴク暖かいほんわかした気持ちになるかなぁ~(*^_^*)楽しみ~》
ワシは思い出すだけで、冷や汗モノです。とっても、木っ端ズかしいです。淡い思い出ではありますが、なんて「馬鹿」だったんだろうとも思ってしまうよ。
このウラログへのコメント
コメントを書く