あこがれ42　夏は海

５分前に美咲の家に着くと、門の前に立っていました
ドアを開け乗り込むと同時にスタート
第３京浜から首都高、アクアを渡り８時には元名に到着
富津の先、館山のずっと手前です
月曜日と言ってもお盆なので、もっと掛かると思ったのに渋滞もありません
駐車場に止め、波打ち際のかなり手前の松ノ木の下にマットを敷き上にヒーチタオル、パラソルを立てて準備完了
大きなクーラーボックスには、ビールの他飲み物や食べ物がギッシリ
お腹が二人共減ったので、サンドイッチと朝に入れたコーヒーで朝ご飯
波型の大きなマットのポンプを足で押していると、直ぐ隣に外国の美人が二人、シートを広げています
素晴らしい肢体を惚れ惚れと見ていると、頭をゴツンと叩かれます
「この助平おやじ・・・こんないい女が一緒なのに」
と、おかんむり
「美咲に負けない位の身体だと見ていたの」
「ふーん、言い訳が上手いから、許してやる・・・わたしも１０年程経ったら、あんな身体になれるかなー？」
「無理・・・肉食人種には勝てない」
「でも、ほ近づきたいなー」
「既に近いよ充分・・・オッパイだって差が無いし、背は美咲の方が高い」
「でも、あのウェスト見て・・・憧れるなー」

美咲が見ていたので、片方が話しかけて来ました
・・・カリフォル二ア訛り
私のガールフレンドが、君達二人を見て羨ましいと言っている
美人でスタイルが良くウェストが細くてヒップが最高
あんなになりたい、と
彼女も、とてもチャーミングよ
「あなたは？」
私の意見は、ただ一つ
二人共、凄くセクシーだからメイクラブしたい
二人は見合うとニッコリと微笑みます
英語が上手いと言われ、二年間ロスに住んでいたと言うと、どの辺りかと
住所を言うと向こうも言い、結構近い事が分かりました
姉妹で姉の旦那が去年日本に転勤になり、妹が遊びに来ているらしい
話しているのは、もっぱら妹
旦那は車を止めていて、友達と二人でもう直ぐ来ると言っている
来ました、旦那と友達が
そこで一旦会話が終了

「何言っていたの？」
「美咲の感想を言ったら、貴方のガールフレンドもとても魅力が有るって」
「ほんと?　嬉しいなー」
男二人がこちらをチラチラ見ています
恐らく旦那と思う方が少し近づいて、自己紹介
モーガンの日本支社に転勤になり、来月で１年になる事
もう片方は二年後輩の同僚、後２・３年は居る
そこで始めて奥さんと妹、それに後輩を紹介します
私も美咲を紹介して、何の仕事をしているかを話します
日本には仕事関係以外の友達が居ないので、これから色々と相談に乗って欲しいと頼みます。
良いよと答えてあげました
年は３０過ぎで、カリフォル二アらしく健康そのもの
同僚の方も話して来て、こちらは東部の訛りで、聞くとやはりボストンでした
証券会社に勤めると、そんな美人がゲット出来るのかと褒めると、奥さんも旦那も嬉しそうに笑います
仕事を間違ったと言うと大受けで、奥さんと妹さんにキスされました
話しながら美咲に同時通訳をしていたので、６人共同時に笑います


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