ダブルX-25／お相子です

「あら、また噛み付いていたみたい」
「慣れた」
「こうしてよく見ると、そこら中に噛み傷があるわ」
「誰が付けた？」
「ご免なさいね。悪いわー」
「背中を見て」
「これ、爪ね。みみず腫れしてる」
「悪いわー」
「お返しをしても良いわよ」

左右の乳首の上に、クッキリとキスマークを付けてやった
紫色になっている
「これでお相子ですからね」
「こんなのでは足りない」
両脚の付け根にも付けた
「他には？」
もう一つ
おへそと恥毛の間にも
「もっと？」
「もういい」
「露天風呂に入れないわね、これでは二人とも」
「家庭風呂でいい」
「そうね。遣りたくなるから」
「あぁ」



蒲団に入って抱き合い、寝ようとしている
「籍に入って欲しい」
パッと座って目を覗き込む
電気も点いた
「起きて、ほら」
「結婚したい」
「本気？」
「本気」
「・・・・・喜んでお受けします・・・うれしい」
また、涙だ
抱き付いて来た
体が震えている
セックスの時より大きい揺れだ
「式もちゃんとする。披露宴は身内だけでする」
「それでいい」