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切ないアイの物語w♪vol.5君が好き

2006年03月14日 18:35

更新遅くなりました!!

お久しぶりです、亜衣で~す♪

さてさて、さっそく『アイ物』(←略ww)行ってみましょうか?

ぶっちゃけ、亜衣の自己満足で書いているに近い(^^;;

でも、この辛かった体験記を誰かが見てくれているってことは、
その人が、本当のわたしのことを この世界で見つけてくれたってことだから、
たとえ自己満と思う人がいても、わたしは書き続けます!!

コメントとか書き込まれてると、
すっごく嬉しいです!!

どうもありがとうございます~♪


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

西方くんが傍にいてくれることが、わたしはとても嬉しかった。

もちろん彼にも西方くんの存在を報告していた。

西方くんの存在を知った彼は、「亜衣は学校でひとりじゃなくなったんだね」と嬉しそうに笑ってくれた。

わたしが独りじゃなくなったことが、

彼にとっての心配事がひとつ減ったのだった。


西方くんはバスケ部

身長185センチ。

優しいお兄さん的存在。

栃木県に住んでいて、回転寿司やにプリンが流れていることも知らない田舎者

(普通プリンは流れていない? わたしはいつも流れているものだと思っているのだけれど・・・)

自分から友達を作るのが苦手なタイプのようで、

いつも特定の友達と一緒にいることが多い。


わたしも学校では、西方くんたちのグループの一員となっていた。

西方くんとわたしのほかに、同じクラスの男子が2人

どちらも中学校時代は陸上をやっていたスポーツマンで、

彼らも西方くん同様、わたしに優しくしてくれた。


このとき、わたしはようやくわかった。

クラスでわたしをいじめていたのは、女子生徒のほとんどで

男子は見てみぬ振りをしていたのだ。

帰り道に西方くんが言っていた、

「女のイジメはこわいよ。もっと早く亜衣を助け出したかったのに・・・」

わたしはその言葉を聞いたとき、嬉しかった。

わたしのことを助けようと思っていた人がいる。

それは、自分が独りと感じた『孤独感』を

どこかに消し去ってくれた一言だった。


「おれ、亜衣に彼氏がいなかったら・・・・告っていたのに」

西方くんが突然言った。

嬉しい反面、苦しかった。


西方くんは、わたしが子供をおろしていることを知らない。。。。。


「わたしは自分の子供を殺しました」

こんなこと、わたしを大切にしてくれている西方くんには言えない。


言ったら、きっと、またわたしは独りになる。


『いま、自分の目の前に2つのリンゴがあります。

汚れて傷ついたリンゴと、輝く真新しいリンゴ

あなたはどっちのリンゴを食べたいですか?』


そう聞かれたとき、誰だって汚れて傷ついたリンゴは選ばない。


そう、これは『リンゴ=女』としたわたしの考え方。

『汚れて傷ついたリンゴ=わたし』

まさにその通りなのだ。


だから、たとえ西方くんがわたしを好きでも

きっと、中絶経験を知ってしまったら、

西方くんはわたしを抱いてはくれない・・・・・

そう思った。


それから、もう1つ。。。。

わたしは彼の存在が邪魔だと思い始めた。。。

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