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切ないアイの物語w♪vol.4心変わり

2006年03月09日 20:18

こんばんは~☆亜衣ですwww

そうそう、登場人物の『西方くん』は仮名だよ~^^;;

ぶっちゃけ、栃木県の町の名前ですwww


今日も続きをいってみよぉ~~♪♪


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


「はい、ここに足を乗せて寝転がって下さい」

手術室には、産婦人科でおなじみの“へんなイス”のようなものが中央にあった。

わたしはそこに転がるように指示され、

言われたとおりに寝た。


股を大きく広げられるように、

両足を固定され、動かないようにベルトを締められる。

手の位置は 特になにも言われなかった。

いま、白い病院指定の着物を着て、

ノーパンのまま股を広げ、固定されているわたしがいる。

その片腕に麻酔の点滴をするために、片腕だけサイドに投げ出した格好になった。

・・・・・なんともみっともない格好だ。


「ゆっくり 数を数えて下さい」

看護婦さんに言われたとおりに、1からゆっくりと数え始める。

1、2、3、4

わたしの記憶には「4」までしかない。


目が覚めたとき、わたしは病院の個室の布団の中にいた。

ちゃんとパンツもはいている。

起き上がろうと、体を起こしたが、

まだ麻酔が切れていないせいか、頭が重たく、立ち上がれない。

あきらめて横になりなおし、ふと枕のとなりに顔を向けると、

わたしの着替えが置いてあるところの 着替えの上に、彼が子供のためにくれた 白いくまのヌイグルミが置いてあった。

わたしはそれを見て、改めて自分に対する『殺人』という罪を認識し、

大声で泣き始めた。


すぐに看護婦さんが来てくれて、

「つらいよね、つらいよね」

と、抱きしめながら言ってくれた。

そのときの看護婦さんの声は、鼻声で、今でも覚えている。

人殺しなわたしと一緒に泣いてくれた看護婦さん、ありがとうございました。


それから、わたしは また平凡な生活を送ろうとしていた。


新学期

学校に行けば、西方くんがいつも傍にいてくれた。

イジメも、飽き始めたのだろう、もうなくなっていた。


ただ、彼との距離は離れていく一方だった気がする。。。。

7月31日以来、どうしても お互いが避けあっていた、

そんな気がする。。。


そのかわり、わたしは西方くんと仲良くなっていった。

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