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カニ

2026年01月26日 13:04

数年前まで金沢に住んでいました。

ズワイカニ漁の解禁日は基本は11月1日ですが、年によって5日までのどこかにずれ込むこともあります。

カニ解禁日の翌日には、目の前で茹でたカニがスーパーの店先に大々的に並んでいて、1杯が1,500円から2,000円ぐらいで買えましたので、年中行事の一つとして食べていました。

妻と長男はカニが大好きですが、次男はカニやエビに対する甲殻類アレルギーになってしまい、残念ながら食べられません。

妻と長男は器用に、根気よく、黙々と、丁寧に身をほじくり出して、皿いっぱいにした身に酢醤油を掛けて頬張っていましたが、私は面倒くさがりなので、足1本ごとに身を吸って食べていました。

メスのズワイガニは「せこガニ」と呼ぶ地域が多いですが、金沢では「香箱ガニ」と呼んでいました。
金沢引っ越した頃は、香箱ガニは地元のスーパーでお手頃の値段で買えるほど庶民のカニでしたが、今は甲羅の大きさによってはビックリするぐらいの値段がします。

福井県出身若者は、子供の頃にはおやつがわりに食べていたそうですが、今は昔の話です。

この時期のほとんどの香箱ガニは卵を抱えています。
卵には内子と外子があり、外側に見えるコゲ茶色のツブツブが外子で、甲羅の内側にある朱色の塊が内子です。

外子はエラに絡んだりしてうまく取れないうえに、味がタンパクなので好きではありません。
一方の内子は、塊として簡単に取り出せるうえに、ねっとりしたコクと味わいがあり、内子が多いカニに当たるとラッキーです。

石川県では、オスのズワイガニの漁期は3月末までですが、メスは資源保護のために12月末までと決められていますので、本当に短い期間の季節ものです。

また、ズワイガニ自体の禁漁期が4月から10月いっぱいですので、この時期に近江市場のカニ専門店で売っているズワイガニは、ほとんどがロシアからの輸入品です。
豆知識として頭の片隅にでも入れておいてください。

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