- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:いい人(よくいわれる、ダメですね。) 恋愛に大切な事:思い 出会う前に...
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配信は別世界で私も仮面を付けたら別人になれる?
2025年08月12日 00:12
「清楚な君が別人に?」「違う なんでもない♡」「アシスタントとして助けてほしい」
「配信は別世界で 私も仮面を付けたら別人になれる?」私の問いかけに彼は驚いた表情を見せた
「清楚な君が別人に?」彼の声には困惑と好奇心が混ざっている
「違う・・・なんでもない♡」慌てて否定する私に彼が近づいてくる
「君は今のままで十分魅力的だよ」彼の指が私の髪を梳く
「でも・・・みんなはモザイク越しの私を見たいって♡」そう言って私は彼の胸に額を預けた
「それなら・・・アシスタントとして助けてほしい」彼が提案する
「アシスタント?♡」顔を上げると彼の真剣な眼差しとぶつかる
「画面には映らないけど・・・コメント返しとか機材調整とか」彼の手が優しく私の肩に置かれる
「裏方さん 映ると困るから仮面をつけて」
裏方をしていると「アシスタントが可愛い!」写っていないのに
彼が「ありがとう」とコメントしている 気になるファンが褒め殺しを繰り返す
明らかに彼は困っている 彼が「ありがとう」とコメントするたび 私の胸は痛んだ
見えないはずの私がどうして褒められるのだろう?
「ねぇ・・・どうして裏方さんのことが分かるの?♡」配信の休憩時間に尋ねると
彼は複雑な表情を見せた「分からない・・・けど噂が広まってるらしい」
パソコン画面にはファンからのメッセージが溢れている
「アシスタントさんの存在感やばい」「声も可愛い!」「顔出し希望!」
「こんなの困る♡」そう言いながら彼の腕を掴むと 彼の目が泳いだ
「ごめん・・・君のこと守りたかったんだけど」
彼の言葉に全てを悟った 配信に映らないはずの私が挨拶を迫られている
「仮面は取らないけど お礼はしたほうがいいよね♡」私の提案に彼は驚いていた
「できる?」彼の声は小さく震えていた
「完全に隠れるから大丈夫」彼は箱の中から厚手の仮面を取り出した
配信が始まる直前 私は言われた通りに仮面をつけた
「これで本当に分からない?」不安げに尋ねると彼が頷いた
画面には変わらず彼だけが映っているはずだ
「みなさん 今日は特別なゲストがいます」彼の言葉にチャットが沸いた
「この方がいつもサポートしてくれてます」彼が手を差し伸べる方向に私が立っている
「さぁ ご挨拶を」促されて仮面のままお辞儀して マイクに私の声がかすかに乗った
「・・・よろしくお願いします♡」途切れがちな声が放送に乗ると同時に
大量のコメントが画面に流れる
あなたに素敵な時間が訪れますように








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