- 名前
- 狭山の卓也
- 性別
- ♂
- 年齢
- 66歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 自由コメント:いい人(よくいわれる、ダメですね。) 恋愛に大切な事:思い 出会う前に...
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眩しい笑顔
2025年08月02日 00:31
隠された思いがない 純粋に可愛い
私は知らなかった 幼馴染の彼の想いを 懐かしい笑顔に浮かれハグしてしまう
大きく育った胸は彼の隠された気持ちを鷲掴みにして 引きずりだしていた
胸に広がる温もりは 彼の汗ばんだTシャツを通して伝わってくる
「どうしたんだよ急に・・・」戸惑いを隠せない声 だけど彼は私を振り払わない
「ごめん・・・なんか嬉しくて・・・♡」
あの日の告白 返事をしないまま 東京に行った私 今さら都合よすぎるよね
そう思うと胸が苦しくなる「俺さ・・・ずっと待ってたんだ」彼の手が私の背中に
彼の手は控え目だった 対象的に私は抱き着いていた 告白された嬉しさが何倍にもなっていた
彼の顔は赤くなっていた 私は悪戯心が湧き上がり「どうしたの顔が赤い♡」からかってみた
彼は微笑むだけだった「綺麗なお姉さんに抱き着かれて大きな胸に戸惑ってる?・・・わはは♡」
「思ってたよりスケベになったな」「あら あなたは昔のまま可愛いのね♡」
夕闇が深まる境内に私たちの影だけが伸びていた 彼の手がそっと背中を包み
不器用な温もりが伝わってくる
「お前こそ・・・子供の頃の笑顔」彼の声が掠れていた
弱っていた私の心を優しく包んでくれた 私の零れた涙に「どうしたの?」更に温かさが伝わる
昔の何でもない日々が懐かしい 私が更に強く抱きつくと 強く抱きしめてくれた
思わずキスしている自分に驚いていた 風が木々を揺らす音だけが二人を包む
夕闇が私たちの輪郭を溶かしていく
「ただいま・・・って言いたかった♡」ぽつりと言葉がこぼれると 彼の腕がぎゅっと強くなった
「おかえり・・・って言う練習 何百回もしたんだ」冗談めかした声なのに
震える肩が本心を物語っている
「すっかり大人になったでしょ♡」「見た目だけだね 心は子供のままだ」
「あら 心も気持ちも大人で強くなったよ♡」・・・
あなたに素敵な時間が訪れますように








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