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さて 明日からは!
2007年07月23日 12:44
オールスター戦も終わって、充分休養執ったし、
相手は中日
今岡よシーツよ…若手と競え!
写真
本来の自分へー。後半戦に向け今岡は練習に汗を流した=甲子園【デイリースポーツ】
阪神・正田耕三打撃コーチ(45)が22日、後半戦巻き返しへ向け、好調な選手を優先してスタメン起用する方針を明言。前半戦で調子に乗り切れなかった今岡誠内野手(32)、アンディー・シーツ内野手(35)が復調しない場合は、前半戦終盤と同様、状況によってスタメンから外れることになった。
逆転のシーズン優勝へ、必要不可欠な戦力であることは分かっている。それでも今岡、シーツが前半戦のような状態では、レギュラーとして固定できない。甲子園での全体練習後、正田打撃コーチは言葉を選びながら、つらい胸の内を明かした。
「(後半戦)63試合しかなくて、状態を上げていく、という時期ではない。状態のいいものを使っていくしかない」
開幕から7月11日の巨人戦(東京ドーム)までスタメンに名を連ねてきた今岡だが、前半戦ラスト5試合での先発出場は1試合のみ。3割前後をキープしていた打率も・280まで下がった。得点圏打率は・173に低迷し、最も期待された打点は「17」。本塁打はたったの2本だけと期待を裏切った。
この日の甲子園練習では、フリー打撃で杉山の直球に押され気味だった。「前に全然、飛ばんかった」と29スイングで安打性の打球はゼロ。打球が外野まで届かなかった。後ろから見守った正田コーチは「杉山の球は、そんなによかったかな…」と快音のなさに首をかしげた。
今岡と同組で練習したシーツも同様だ。前半戦では不振に陥り、交流戦期間中の6月中旬には2軍での再調整を命じられた。71試合に出場し、打率・231、22打点6本塁打の数字は寂しい。好調の桜井が右翼に入り、5番に座る林が一塁に回った。フリー打撃では渡辺と対戦し、31スイングで6安打。サク越えはなかった。
「打線を固定できたら一番なんやけどな」と常々、同コーチは口にしている。後半戦、勢いのある若手に頼るのも1つの手ではあるが、経験豊富な2人が必要なときが必ずあるはず。今岡が「頑張るしかない。ごちゃごちゃ考えてもしゃあない」と力を込めれば、シーツも「前半戦での失敗は分かっている」と汚名返上に燃えている。後半戦はベンチスタートとなる可能性もあるが、気持ちは決して切れていない。
[デイリースポーツ]
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