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久しぶりの六甲おろし♪

2007年07月18日 08:19

久しぶりの六甲おろし♪

完勝でした!みんな待ってました甲子園での六甲おろし
選手会長頑張ってくれました!!!


赤星、殊勲打&猛打ショーや!虎党六甲おろし合唱
2007年7月18日(水) 8時2分 サンケイスポーツ

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 (セ・リーグ阪神4−0巨人、14回戦、7勝7敗、17日、甲子園)今季初のお立ち台。4万5714人の大歓声を浴びながら、まだ心の底から笑えない硬い表情が、いかにも赤星らしかった。6月20日・楽天戦以来の甲子園での勝利。殊勲の選手会長が発した言葉は、素直で精いっぱいで、およそヒーローらしからぬ“謝罪”だった。

 「1カ月も(ファンが)六甲おろしを歌えなくて、申し訳ありませんでした。きょうは思う存分、歌ってください」

 4連勝で本拠地に戻りながら、2連敗。必勝を期した試合を、ひと振りが決めた。0−0の五回、庄田の押し出し四球で先制し、なお一死満塁で打席へ。カウント1−0から、福田カーブを一閃。左中間に弾む2点適時二塁打に、塁上でポンポンと手を叩いた。自身19試合ぶりの適時打は、今季8試合ぶり3度目の猛打賞。続く坂の犠飛も呼ぶ千金打となった。

 「みんながつないで回ってきたんで。あまりみなさん、期待してなかったと思うんですが…」

 歓声に否定された“自虐的”な言葉は、期待に応えきれない悔しさと、反骨心そのもの。お立ち台を降りると「いろいろな思いがあるし…。いざファンの前に立つと、何をしゃべっていいかわからなくって。暗いイメージインタビューになってしまったというか…」と、苦しい胸中を吐露した。

 首痛を抱えながらプレーを続ける中、思うように結果が伴わない。8日の中日戦、そして前日16日の巨人戦ではスタメンも外れた。屈辱の思いと、チーム成績を背負い込む責任感と、日常生活もままならない体。普段から常に上がっている左肩。「癖になっちゃっているんだよ」。首のコリを和らげるため、自然と左肩をすくめたような姿になった。

 節目の300まであと1の盗塁も、三回に二塁へスタートを切ったが、達成はお預け。耳に響く『走れ赤星』のコール。05年までは心地よい自然なBGMだった。それが故障で数が激減した昨年から、痛いほど突き刺さるという。

 「個人的にも盛り返したいし、あしたも勝って、後半戦もいける雰囲気を作りたいです」

 阪急阪神HDの首脳が初めて揃い踏みした“御前試合”、選手会長がファンへ、力強く反攻を誓った。DGDGの12番勝負に勝ち越しを決め、首位と再び6.5差。3位・横浜とは4差。秋の満開の笑顔を目指して、虎は牙をむいて、ファイティングポーズをとり続ける。

写真:五回、赤星が左中間に弾む2点適時打
[7月18日 8時2分 更新 ] サンケイスポーツ

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