やっぱり甲子園は、ええなぁ～

下柳も頑張ったし、今岡も久しぶりはたらいた！
今日はマー君を打って連勝！！！！！！

１０試合ぶり決めた！赤星、二盗で好機演出「いい形になった」
2007年6月20日（水） 8時1分　サンケイスポーツ

　（交流戦、阪神１−０楽天、３回戦、阪神２勝１敗、１９日、甲子園）『走れ！！』の力強いコールが、背番号５３を加速させる。赤星が１０試合ぶりとなる１１度目の盗塁でチャンスメーク。今岡の右前適時打で、二塁から一気に先制のホームを駆け抜けた。

　「今岡さんが還してくれたんで、いい形になった。いつも前の塁へという意識は持っているし、次の塁にいけてよかった」

　四回無死。フルカウントから、２球ファウルで粘って四球で歩いた。一死から、金本に対する初球でスタートを切る。嶋も二塁へ送球できない。恩師でもある野村監督の前だからこそ、その価値も上がる。

　５、６日の仙台での楽天戦。相手の試合前ミーティングでは、赤星を徹底警戒するように選手に言い渡されていた。この日も先発した永井には「ド真ん中へ投げてもいいから、四球を出すな」という指示すら出されていた。塁に出すと厄介。知将の厳しい包囲網をかいくぐって、突破口を開いてみせた。

　頸椎の椎間板ヘルニアで「左手はどこにあるんだろうというほど、感覚がない」という。捕球するときも、グラブに右手を添えるほど。そんなことはおくびにも出さない。打線が貧打にあえぐ中、選手会長としての意地もある。

　通算３００盗塁までも、あと４盗塁。中日・荒木の１２盗塁に次ぐ、リーグ２位タイとタイトル奪回も視野に入れる。「もっと増やしていかないと」。レッドの快足は重苦しい雰囲気すら、変えてくれる。そんな何かを持っている。
[6月20日 8時1分 更新 ] サンケイスポーツ