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ぼちぼち鰊(にしん)の季節だなあ

2007年05月11日 12:18

スーパーでどっしりと買い物をして、そのあと、ナイトキャップにとちびちび飲んでいるジンの1Lビンが空になっていたので酒屋に寄ってそのビンと家人が好む南アフリカ白ワインを二本袋にいれてもらい、それをぶら下げてぶらぶらと魚屋に入り、そこでビールを飲みながら白身魚の揚げ物を大蒜白タルタルソースで喰っていたら新しいポスターが眼に入った。

そこには、今年は6月6日から新鰊が店頭に並びます、と出ておりオランダ伝統の生鰊の立ち食いの様子が美味健康という文言といっしょにイラスト写真を添えて見える。

もうそんな季節になったのか、ああ、去年はそういえば北海海水温度が異常に低く鰊の発育が悪かったので鰊漁の解禁を何週間か伸ばしたのだったなあ、ということを思い出した。 しかしそれも各国が競って今では狭くなった北海の漁場を乱獲から防ぐためなのだという陰謀説年寄りあたりからまことしやかに話されていたのだし店頭に並んだ新鰊を口に入れたときには十分に生育しており、それから何ヶ月も時に応じてあちこちでビールワイン、酒にジンとそれぞれの飲み物で生鰊を楽しんだものだったが、その季節がまた巡ってきたのだ。

そういえば気象の変化のせいで京都あたりだったかで鰊が大量に獲れてそれがそのあたりではまるでなじみのない魚だったものだから市場でも売れず廃棄するような事態になっているというニュースを見たのは二ヶ月ほど前ではなかったか。 明治の昔から北海道ではソーラン節にみられるように鰊は漁業の主役でそれがもたらす栄華を歌っているし乱獲の後収穫が途絶えた経緯は今でも残る鰊御殿というような建物からそのようすが推測されるだろうが、今、その魚がずっと下った、鰊にしてはかなり南の海だというのはやはりこのところの異常気象の影響なのだろうか、というような事も魚を食い終わる頃までには思い出していたのだった。

そういえばもう20年以上前に何かの折に東京オランダ大使館のレセプションに招かれ美しい裏庭の芝生で振舞われたのがこの新鰊や丸いコロッケチーズでそれをジンで食したのだが世界中オランダ大使館で習慣どおりのこれらオランダ食が供されると聞いたものだ。 そこでもオランダでは今まで廃棄されていた数も子が日本に大量に輸出されて貿易に貢献しているとも聞いたのだがそれもこの新鰊が出る今頃だった。

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