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成程話:孔子でさえも容易ではないこと
2014年01月30日 23:20
孔子が弟子とともに諸国巡遊の旅に出ていた時のお話です。
旅の途中、食料が底をついてしまい、7日間も食事にありつけなかったことがありました。
孔子は、空腹感をやわらげようと昼寝。
そのとき弟子の顔回が、托鉢してきた米で飯を炊きました。
(信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞い、信者に功徳を積ませる修行)
その米が炊き上がったとき、昼寝から目が覚めた孔子は、顔回が鍋の中から一口食べたところをたまたま目撃してしまいます。
が、何も言わずに見なかったふりをしました。
ご飯の用意ができ、顔回はそれを持って孔子の所にやってきました。
孔子はこう言いました。
「今日、夢で父上を見た。このご飯が汚れていないなら、これを父上に供えたい」
それを聞いて、顔回は、「先生、それはいけません。先ほど石炭の灰が鍋の中に入ってしまったので、捨てるのは惜しいと思い、私がそれを食べてしまいました。ですから、このご飯は汚れているのです」
孔子は感心してほめたたえました。
「私は自分の目を信頼していたが、実は完全に信頼できるものではない。私は心に頼っていたが、心も完全に頼るには足りない。弟子たちよ、人を知り、理解することは本当に容易ではないということを覚えておきなさい」
孔子は何を言いたかったのか?
それは、
「目、耳、口、鼻、心・・・様々に得た情報を元に物事を判断しがちだけど、それらはときに、間違っていることもある」ということではないでしょうか。
相手が言ったことだけを信じて判断するとか、目で見た物だけで判断するとか、もちろん、見もせずに噂や他人の言葉で判断するのは論外なのでしょうが、「人を知り、理解することは本当に容易ではないということを覚えておきなさい」という言葉を孔子までもが言うのですから、僕のような凡人では到底相手を理解するなんて出来ないでしょう。
だからこそ、相手の気持ちを察することが出来るように、相手の気持ちや行動、状況を想像して、少しでもその心に寄り添えるように努力していきます
このデジログへのコメント
ましてや
先入観や嫌悪感があればさらにいけない方向に考えてしまいそうですね
孔子のいいたかったこと
お腹空いたー。
うさぎ仮面紳士さん:(笑)それもあるかも(笑)
SYUZO-さん:先入観あるとそうかもしれませんね。気をつけなきゃ
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