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【魔法少女っ】28-3、友よこの花火を見てくれるか
2011年08月29日 06:11
「どっかんどっかん」
桜田家の車から見た、「犯人」はやはり、ネオバビロニアの怪物・ネガイナーだった。
ちょいと、今回はモチーフが判別しづらいが。
「どっかんどっかんどっかん」
酔っぱらいの飲んだくれのサダムは、なんと大量に買い込んだ投げ売り処分の花火をメカネガイナーにしてしまったのだ。
その結果、花火大会に匹敵するレベルの花火と化したのだ。
「追悼!菅ダフィ!乾杯」
サダムはコンビニから買い込んだ酒で更に酒盛りをする。
「どっかんどっかんパラダイス」
花火ネガイナーは次々と自らを燃やし、輝き続ける。
「菅よ、見てるか!安らかに眠れ。ついでにアドルフも見てるか!鎮魂を願うぞ」
「ぴよぴよ~」
アドルフは花火を見ていなかった。飲み屋で若いねーちゃん達と呑んでいたからだ。
「野球拳しようぜ~」
「ぴよぴよ~」
「あはは。ぬいぐるみたんは脱ぐものないってか」
豪快に脱ぎ出す若い女の子達。飲み屋はさながらストリップ場と化した。
「やめなさい」
と、静。メガホンでサダムに呼び掛ける
「んあ?追悼と鎮魂の個人的花火に邪魔すんなや」
サダムにとっては「花火大会」ではなく、庭でちょっとした花火をしている感覚なのだろう。
「このまま続けたら、色々難しい事があって、来年から花火大会ができなくなる可能性があるんです。止めてください。お願いします」
静は令嬢らしく、説明と諭しでサダムに呼び掛けた。
「そんなの知るか」
侵略者たるサダムの視点では見えない事情なのだろう。
だが、今は「侵略者」ではなく「酔っぱらい」として不覚な感じがするが。
「こうなったら実力行使ですわ」
魔法騎士デイトナに変身して、その飛空能力で、一気に現場に近付く千歳。
「とにかくその花火を止めるですわっ」
どかどかどか
花火ネガイナーに格闘を加える千歳。
「どっかんどっかんどっかんどれみどっかん~」
ダメージに気をとめるわけでもなく、怪物は打ち上げ花火を続ける。
火の粉が辺りに降り注ぐ。
「危ないですわっ」
火の粉が火事を引き起こさぬように、一帯の建物にバリアを張り巡らす。
「緑色のか。お前に用はない!青いの呼んでこいや~!」
サダムはスカッドバルカン砲をわざと当たらないように撃ち、要望を話す。
「小春を?なぜですの?」
続く!
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