- 名前
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【魔法少女カーマイン】14-1 今週は鮭と戦います
2011年05月24日 20:21
デザイン部部室。
「またビオレが出たクポー?」
妖精姿のクポーが机上から小春に尋ねる。
ビオレとは魔法騎士とネオバビロニアの闘いに割って入る助太刀みたいなもんを示す。
「出た出た。すごい突風で女将軍を吹き飛ばしてたよ。でも姿は見てないんだ」
「そのビオレは風の属性かも知れないクポか。早く正式に姿を見てみたいクポー」
「うーん。しかし、正式に姿現してないからなあ。いるかどうかもわからないや」
演劇部部室。
「ずいぶん様になったですね。これで演劇部の明日は大丈夫ですね」
麻衣子がうんうんと頷いた。剣術小町の台本は茜の初主演作として選ばれた脚本。麻衣子は象さんの芝居で演劇部を引退する算段だった。
「実績をあげれば、部の存続は大丈夫ですけど、現時点ではわたしが引退してからの演技者数に不安だわ。せめてあと一人演技者がいればなぁ~」
「でも、私は今できることを頑張りたいです」
茜は二冊の台本を再び読みはじめていた。
「くっくっく……」
川辺で高笑いする影があった。菅ダフィ大差だ。
しや、配置転換により、大差ではなく、サダムの右腕、副将軍になっていた。
「ものすごい願いのちからだな!くっく。」
続く!
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