- 名前
- たかふみ25
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- 年齢
- 40歳
- 住所
- 山形
- 自己紹介
- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女カーマイン】13-3 あかねクラブ
2011年05月22日 06:31
ふたりは魔法少女に変身する。
「夕陽の魔法少女、カーマイン」
「星空の魔法少女、コバルト」
「日曜の朝は」
「魔法少女?」
きゅぴーん
何が日曜の朝だ。
「おーほほほ、威勢がいいわね~」
蟹の怪物の後ろかげから、妖艶な女が現れる。
「お姉さん、だれ?」
小春には初対面だ。
「うふふ。はじめましてさん♪わたしはネオバビロニア四将軍のひとり、トータクよ~ん♪」
「今度は逃げないんですね」
「紅ちゃん、あんときは忙しかったのよ~。今日は本格的に遊んであげるわよ~ん。いきなさい、ネガイナー」
「蟹蟹~」
蟹の怪物はは突進しようとする。しかし、蟹は前進スピードがアレなのだった。
「てい」
ぺしっ
茜は竹刀で怪物をはたいた。
「痛い蟹」
ぺしっ
「弱すぎる……」
呆然と観察した小春はトータクに向きを変えた。
「一気に片付けちゃおう。ミッドナイトベルっ」
「あらあら。このわたしに逆らうつもりなのかしら」
ゴゴゴゴ……
「やはり油断大敵ね。一気に勝負をかけるっ。コバルト・プラネタリウム!」
「めっさつばくえんは~」
両者の大技がぶつかりあう。トータクの肩アーマにある突起からいくつもの魔法効果が連射されてくる。
「このお姉さん、強い……」
小春の技は悉く打ち破られる。
「わたし、将軍としての年季はアドルフさんよりも遥かに大きいのですよっ」
「でも中の人は貧弱そうね。格闘でいくっ」
どかばきがすばご
しかし、小春の攻撃にトータクは動じる気配がない。
「あねさんのからだはあっしが守ってますんで」
「鎧が喋った!」
よく見ると、トータクの鎧がフレキシブルに動いて、格闘に対処している。
「さすがにずっこいですわね~。えいっ」
至近距離からトータクは電撃魔法を放つ。
「きゃあああ~」
「小春っ」
「蟹蟹っ」
「こうしちゃいられません。カーマインタクトっ」
茜はタクトをソードモードに切り替えた。
「稽古の成果、受けて見なさいっ、カーマインファイアースラッシュ」
しゃばどすっ
ずびずばっ
続く!
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