- 名前
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- 基本的にメル友募集ですがご近所ならば逢いたいぜ。 クリエイター気取りのバカです。 ラ...
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【魔法少女カーマイン】10-4 応援対決。
2011年05月07日 16:31
「とおっ」
怪物がグラウンドにある、偉そうなひとが乗る台に飛び乗った。
「第1回、魔法騎士対ネガイナーの応援対決~」
どんどんひゅーひゅーぱふぱふぅ♪
「ぬ、ぬぁんだそれは~?」
なぜか訛り口調で茜が尋ねた。
「ここで応援の演技を披露して、運動部の士気をより多くあげた方が勝ちだ」
敵は未知数だが、茜は応援に関してはど素人なんてもんじゃない。圧倒的に不利だった。
「チア部の皆さ~ん」
「ヒー!」
しかも、部長のなのかを除く全てのチア部員が怪物側に付いた。更に圧倒的に不利だ。
「ネガイナーが取り付いた、学ランが持つ願いが部員を操ってるクポー」
説明おつ。
しかし不利には変わらない。
「公平をきすため、後攻はお前に譲るウッス!」
敵も勝負師の端くれらしく、そう言った。しかし語尾にウッスつけるためにポーズ取るのは面倒なやつだなあって筆者は思う。
「フレー!フレー!香住学園!そーれ……」
「うおおお!やる気沸いてきたぁ」
シンプルだが実直な応援にサッカー部員が沸き立った。
「どうだ、魔法騎士!ウッスの応援には勝てまいウッス!」
勝ち誇る怪物。
「う~負けそう負けそう~です」
「大丈夫!私がついてるわ」
なのかが励まし、共にお立ち台に登る。
「チア部長の意地と技術、見せてあげるわ!」
音楽に乗って軽快なチアダンスを始める栄倉なのか。茜も見よう見まねでダンスをするがおぼつなかい。
「ごーふぁいとっ香住っ!」
「ごーふぁ~ぐらでうすつー!」
掛け声も合わない。
「なんだあの下手くそ、見てらんない」
野球部員が愚痴る。
「黙って見てろクポー」
「んあ?なんだこの喋る飛ぶ猫は」
その時、奇跡が起きた。
「あっ!」
すてん。
茜が転んだ。
スカートが捲れ、法衣もはだけて、まあ……その……なんだ。
「うおおおお~!!」
考えてもみたまえ。チアガールのあれは見せること前提だが、魔法少女のあれはガチだ。
男子偏りではあるが、かなり運動部員たちの士気は上がった!
「うお~そんなばかな~」
ちゅどど~ん
なぜか爆発四散する怪物。ヒラヒラと学ランが舞い落ちる。
そして、黒いカードが持ち主に帰るべく飛びさろうとする。
「待て~!」
「ヤバイです~。すいっちおーばー」
松並があわてて変身する。「変身を解く」って言った方がいいのか。
そこにカードが舞い戻る。
「誰っ?」
追った茜と鉢合わせる。茜はカードの持ち主がアドルフかサダムだと想定してたらしい。
「え、あ~。私はネオバビロニア帝国の4将軍のひとり、トータク将軍よ~。じゃあね~」
「え?ちょっ」
移動魔法でさっさと帰るトータク。
「なんなんですか一体」
こっちが聞きたいところ。
ちゃんちゃん。
【良い子の諸君!】
クポー「誰か絵心のある女の子、魔法少女カーマインのキャラクターを描いてみないかクポー」
松並「第二のたにはらなつきになれるかもしれませんね。絵を描いたら、然るべきうぷろだにうぷして、そのアドレスを筆者にどうぞ♪」
このデジログへのコメント
> リンリン0528さん
メガドライブの昔のゲームは知らなかったなぁ。不勉強ですみません。
読みづらいと思うのでゆっくり読んでくれて構わないです
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