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ベテランも奮起!
2011年01月08日 10:04
下柳、超速調整でローテ奪回へ
昨秋の豪雨災害のつめ跡が残る中、キャッチボールをする下柳=奄美大島・名瀬運動公園(撮影・出月俊成)
阪神・下柳剛投手(42)が7日、例年を大きく上回るハイペース調整で巻き返しを目指す考えを明かした。この日は自主トレ先の鹿児島・奄美大島で、今季から導入される統一球を使用し、約50球のキャッチボールを消化。週明けにもブルペン練習を開始することを明言した。
◇ ◇
陸上競技場に不似合いな捕球音が、奄美の空に響く。土砂崩れの生々しいツメ跡を背に、1球1球をいとおしむように投じた。昨年10月に豪雨被害を受けた奄美大島に、下柳剛は今年も帰ってきた。
不屈の闘志、反骨の心、不退転の決意…。1年前と同じ気持ちで踏み締めた赤茶色のフィールド。しかし一つだけ、これまでとは大きく異なるものがあった。
早いのだ。その仕上がりが、例年と比べて突出して早いのだ。
「キャッチボール?去年から始めてるよ」
シーズン終了後から年末にかけては、ウエートやロードバイク(競走用自転車)を使用した下半身強化メニューを行い、年明けからキャッチボールを開始するのが例年の左腕の調整パターン。しかし下柳は、昨年11月下旬に早くもキャッチボールを開始。統一球が導入される今季ペナントをにらみ、例年のペースを2カ月も上回るハイペースで調整を本格化させていた。
「いいんじゃないかな。縫い目も大きいし」と統一球に手応えをにじませる。多彩な変化球を操る下柳にとって、空気抵抗を受けやすい統一球の導入は大きな追い風。さらには低反発という特性も大きなアドバンテージとなる。
「アドバンテージじゃなくて、やっと普通になっただけ。今までが飛びすぎたんや」
昨オフからキャッチボールと同時進行で取り組んだウエートも順調に消化。週明けには早くもブルペン練習を開始する予定だ。
例年はキャンプ開始後にブルペン練習を開始するだけに、こちらは例年を1カ月上回るハイペース。この日のキャッチボールでは投球時のフォームを何度もチェック。約25メートルの距離で50球を投げ、週明けからのステップアップに備えた。
統一球への万全の対応と、7勝に終わった2010年シーズンからの巻き返しへの決意。昨季ペナント終盤に失ったローテ枠の奪回へ、左腕は燃えに燃えている。
「早めの調整?肩だけはね。俺は準備するだけだから…頑張ります」
静かにつぶやきながら見据えた今季ペナント。荒れた山肌にツメを掛け、猛虎最年長左腕が再びローテへとはい上がる。
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