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2011年01月06日 08:25
虎・金本、悲壮始動「状態上がってこない」
肩の状態が上がってこない金本は、スクワットで下半身をいじめ抜いた(撮影・榎本雅弘)(写真:サンケイスポーツ)
歯を食いしばりながら、突き進む-。プロ20年目のシーズンに挑む阪神・金本知憲外野手(42)が5日、広島市内のトレーニングジム「アスリート」で自主トレを公開。昨年痛めた右肩の状態が思うように上向かないもどかしさを明かし、手負いの状態で悲壮な決意を激白した。
年は明けても、手負いの主砲の表情は晴れない。プロ20年目の所信表明。トレーニングを終えると、得意の新井イジリを交えた金本節で笑いを誘ったが、その目は笑っていなかった。
「どうしたらよくなるかばかり考えているけど、なかなか(状態が)上がってこないのは事実。正直、悲壮感はありますね…」
思いもよらない言葉に、50人近く集まった報道陣は押し黙った。約2時間のトレーニング。隣では日本ハム・中田翔外野手(21)がフルメニューをこなした。一方で金本は苦悶の表情で下半身中心のメニュー。2・1のキャンプインを控え、思うように上半身をいじめられないもどかしさ。器具がきしむ音は、アニキの叫び声のようにも聞こえた。
昨年の3月中旬に守備練習中に同僚と接触した際に右肩痛を発症。痛みが限界に達した4月18日の横浜戦(横浜)で自らスタメン落ちを申し出た。連続試合フルイニング出場記録は1492試合で途切れ、成績は打率・241、16本塁打、45打点に終わった。
「去年は振り返るのも嫌というか、思い出したくもない。色で表すなら、真っ黒。どす黒い濁った水みたいだった」
悪夢からの復活を期してシーズン後からリハビリに専念してきたが、描いていた青写真通りにことが進まない。「上半身のトレーニングがまったくできない状態。おかげで上半身はかなり細くなった。それでも、新井さんよりは少し大きいかな」と、患部をさすりながら嘆いた。トレーニングに付き添う「アスリート」の平岡洋二代表も「シーズン中よりも今の状態の方が悪いかな。劇的に回復しないと…」と渋顔だ。
10日までは筋力トレーニングに汗を流し、その後は鳴尾浜でのリハビリ組に合流予定。「あと1カ月でキャンプなんで、ネットスローやスイングをできるように、そっちに集中したい」と逆算プランを立てるが、「そこまで肩の状態が上がってくるか分からない」と先行きは不透明だ。
「理想は全試合スタメン出場。去年の暗さを晴らして、個人もチームも明るい年にしたい。ハッタリでもいいから、明るく前向きにやっていきたい。1年、金本を使ってよかったといってもらえるようにしたい」
鉄人の真価を問われる1年が、悲壮な覚悟とともにスタートした。
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