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甲子園で勝ち越し!狙う!
2010年09月09日 07:20
阪神、大敗で中日と0.5差!先発メッセが退場の誤算
サンケイスポーツ - 2010/9/8 21:23
(セ・リーグ、阪神1-10中日、20回戦、中日11勝8敗1分、8日、スカイマーク)首位阪神が先発メッセンジャーの退場もあり完敗。2位中日とのゲーム差が0.5に縮まった。打線は中日先発・山井を崩せず、ブラゼルのソロ弾のみに終わった。
【写真で見る】140キロの直球が森野の頭部に直撃した
首位攻防第2ラウンドは思わぬ形で幕を開けた。先発したメッセンジャーが序盤戦に大乱調の末の危険球退場…。試合前日の7日には「いい投球をして、チームに勝利を与えることしか考えてないよ」と意気込んでいたが、虎投に暗雲が立ちこめた。
一回から、リズムが悪かった。先頭の荒木に左前を浴びると、二盗と大島の内野安打が絡んで、無死一、三塁のピンチ。森野を一ゴロに仕留めたものの、和田に四球を与えて、満塁。ブランコにフルカウントから三遊間を破られ、2点を献上。さらに、藤井の適時二塁打や味方の失策が重なり、いきなりスコアボードに「5」が灯った。
そして、悲劇は二回一死一塁。打席には森野。5球目だった。140キロの直球が頭部に直撃。騒然となるスタンド。竜の主砲はベンチに戻り、治療を受けたのち、一塁ベースへ。大事には至らなかったようだが、助っ投は問答無用の危険球退場となった。
ブルペンで全く肩を作っていなかった福原が5分も足らずでスクランブル登板。和田、ブランコの強力コンビから二者連続三振を奪い、窮地を切り抜けた。しかし、一度狂った歯車はなかなかもとには戻らない。
3番手でリリーフした西村も2イニング目に入った四回に捕まった。一死一塁から対戦打率が軽く4割を超える虎キラー・森野に被弾。2ランアーチを右翼席に運ばれ、6点差に広げられた。自身としても2試合連続失点。チームトップの62試合目の登板だけに、疲労の蓄積は否めない。それだけに、スターターを務めた助っ人右腕の早期降板が痛かった。
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