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今日から神戸決戦!
2010年09月07日 06:01
5日の試合で・・・・・
上本で堅首! さあ竜と神戸で首位攻防
2010/9/6 10:11 配信デイリースポーツ
上本で堅首! さあ竜と神戸で首位攻防
8回、上本はマートンの中前タイムリーで本塁へ滑り込む。捕手会沢(撮影・市尻達拡
「広島5-11阪神」(5日、マツダ)
阪神のデーゲーム連敗を止めたのは若虎たちの活躍でした。平野に代わって『8番・二塁』でプロ初スタメンの2年目・上本博紀内野手(24)が猛打賞に好走塁でチームをけん引、今季4度目となる20安打超えへ導いた。さあ次は0・5差で追いすがる落合竜をスカイマークで迎え撃つ。神戸が首位攻防で熱くなる。
◇ ◇
天国へ届け‐。悲しみを乗り越え、上本が躍動した。平野のアクシデントで巡った地元広島でのプロ初先発。173センチ、63キロ。「スーパーマン」の肉体が、バットと足で虎の救世主になった。
7‐0の七回に一気に5点を返された。2点差。連日の敗戦で三塁ベンチに暗雲が漂う。光をもたらしたのは、背番号4の底知れぬ身体能力だった。八回。先頭の上本がチュークの外角直球を中前へ運んだ。
真骨頂はここから。久保田の犠打で二進すると、続くマートンの中前打で最大の武器を発揮する。「スタートが遅かったし、力んで、ちょっとオーバーラン気味になった」。三塁を回った時点で前進守備の中堅天谷が少し握りなおして返球体勢に入った。「プロに入ってからベースランニングのタイムを計ったことがない。自分は遅いほうだと思う」。そう謙遜(けんそん)する脚力が光った。ストライク返球が会沢のミットに収まるも、鋭いスライディングで“走塁ミス”を帳消し。上本の左足が、間一髪のタイミングでホームを奪った。地元のスターが貴重な1得点を刻み、暗雲をかき消した。
さらに九回にも1死一、三塁の好機で岸本の内角シュートを右越えに運ぶと、打球はワンバウンドで右翼フェンスを越えた。「フェンスを越えなかったのは自分のパワー不足。鍛え直します」。エンタイトル二塁打でリードを4点に広げ、連敗阻止を決定づけた。
活躍を届けたい人がいた。故郷広島県福山市で大の上本ファンがいた。上本の通った松永小の隣にある金江小6年の村上優太くん。広陵高時代に同校のソフトボールチームを激励したことがきっかけで、上本と優太くんの交流が始まった。
「上本さんが大好き」。身体能力の高さから地元で「スーパーマン」と呼ばれた上本にあこがれた優太くんだったが、8月終わりに不慮の交通事故に遭ってしまう。意識不明の重体。病院搬送の報を聞いた上本は、携帯メールに自身の動画と肉声を添付して、優太君に送付。「頑張れ。頑張れよ。元気になったら、甲子園に招待するけぇ」。しかし…上本の願いは届かず、1日の夜、優太君は帰らぬ人となった。「まだまだ野球をやりたかったと思う。ただただ、かわいそうで…」。広島遠征前、西宮市の寮「虎風荘」で訃報(ふほう)を聞いた上本は涙に暮れ、活躍を誓った。
「優太くんが見ててくれたと思う」。優太君の無念を胸に、上本は躍動した。地元広島で、優太くんのために力を振るった。四回には追加点の起点となる中前打。広陵高の後輩藤川俊の右前打で生還すると、終盤にも得点に絡む2安打。初の3安打猛打賞でチームの20安打を誘発する活躍を見せ、地元凱旋を飾った。天国へ届け‐。優太くんの誇る「スーパーマン」上本博紀がそこにいた。
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