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情けは人のためならず

2006年05月01日 16:25

 昔から言われることわざや格言というものをみてみると,非常に含蓄のあるものが多い。
ただ,そのいくつかには,人によって理解のされ方に違いのあるものがある。
中でも有名なものが「情けは人のためならず」である。
もともとは「人に情けをかけることで,それが巡り巡って自分に返ってくる(←情けは人のためではなく,自分のためにかけている,ともとれる)」というものだったが,単純に「情けをかけてやることはその人のためにならない」というような意味で理解されている場合もあるようだ。
個人的には,そんなことはどうでも良くて,それを自分なりに解釈して,自分のものと出来るかどうかが大切だと思う。
ちょっと話は変わるけれど,例えば「女々しい」という言葉がある。
読みは「めめしい」。意味は「女のように意気地がない,弱々しい」であるが,最近あまり使わない(気がする)。
それに「女のように」というところが時代に合っていない気がする。
で,この読み方をわざと間違えて「にょにょしい」としてみたい気がする(実際,個人的にはよく使ったりする)。
語感として「なよなよしている」→「にょにょしい」ということで,意味にもぴったり(だと思うんですが…)。
さらに,漢字の読みも簡単!←というか,単純に間違えてそう読んでいる人もいたように思う。

 皆さんは,自分なりに何かを解釈してみたことありますか?

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