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ミラクル再開!
2008年09月14日 08:48
1週間に4度!サヨナラの虎や~矢野がV打
サンケイスポーツ - 2008/9/14 8:02
(セ・リーグ、阪神1-0広島、22回戦、阪神13勝9敗、13日、甲子園)またもサヨナラだぁ~ッ! 阪神・矢野輝弘捕手(39)が延長十回、左翼越えのサヨナラ二塁打。息詰まる投手戦に劇的なピリオドを打った。これで今週4度目のサヨナラ勝ち。この勢いで猛虎が一気にマジックを減らす。
今季最多43530人の前で、今年で40歳の矢野が子供のようにはしゃぎ回った。右腕をグルグル回しながら三塁ファウルゾーンへ“逃走”。先頭で追いかけるのは下柳だ。9月を席巻する虎サヨナラ劇場のクライマックスは、歓喜の追いかけっこ。客席へ両腕を突き上げたヒーローへ、ナインが次々と飛びついた。
「やりましたぁ!!(喜びすぎて)疲れました。何が何でも勝ちたいと、気持ちだけでした」
ここ5試合で4度目のサヨナラ。うち3度目となるお立ち台で笑顔が弾けた。0-0。18回無得点で迎えた延長十回。手負いの代打・関本が犠打を失敗し、一死一塁で打席へ。梅津の2球目、内角143キロを一閃。打球が左翼フェンスを直撃し、一走・関本が一気にホームへ飛び込んだ。
「シモ(下柳)が見えたから逃げたんよ。条件反射でね。『シモ来た~』って。最高の笑顔で走ってきたから」。サヨナラでは常に真っ先にヒーローへ飛びつくことがポリシーの大ベテランが、逃げまどった。7回ゼロ封の同級生へ矢野らしい愛情表現。「シモが粘ってくれたから。アッチ(ソン)も球児(藤川)も。カネ(金本)の守備もすごい大きかった」。次々と“影の主役”の名をあげた。「そういうのがあって勝てたのは大きい。まして巨人が勝っている。ミスしてもみんなでカバーするのが強いチーム」。貧打を投手が救い、投手の危機は守備が救う。最後は関本を自ら救った。これこそ矢野の目指す助け合いの野球。まさに捕手の鏡だが…。
「多分、捕手をすることで変わっていったと思う。捕手をしたから捕手みたいな性格になったんかな」。以前そんな話をしたことがある。学生時代は主に内野手。プロ入り後に本格的に捕手となった。苦節の中日時代を経て、30歳の年に虎へ。今となれば「生かされた」と思える運命のトレード。苦悩と歓喜を繰り返した経験が球界を代表する捕手へ押し上げた。通算11度目のサヨナラ打は阪神で10度目。田淵幸一氏に並ぶ球団最多だ。昨年、同氏の球団捕手最多安打を越えた男が、劇打でも歴史に名を刻んだ。
「楽な優勝なんてない。周りは普通にやれば大丈夫っていうけれど…ホッとしたらいってまう。苦しんで苦しんで優勝するのもまた喜び」。昨年5月から続く “適時打(本塁打含む)不敗神話”も31勝1分。「優勝したらもっとめちゃくちゃ喜べると思う。必死のパッチは(関本と)2人で使います。残り試合も必死のパッチでやります!!」。不惑を前も、ただ必死な男。産みの苦しみも、この結束なら乗り越えられる。
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