- 名前
- ヴォーゲル
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
もう春か?
2006年02月20日 07:52
この間セント・ヴァレンタインデーの由来の諸説を聞いている内にこういうのがあった。
このころになると鳥が愛の歌を奏で初め、それが愛の、、、、、と言うのだったが、ほんとかな、まだ、空は鉛色だし例年より暖かいのにどうかなと言い、うちの中では日本の喧騒どこへやら、チョコレートなど何も行き交わず、クリスマスのをまだぼりぼりかじっている始末で、無事この日も過ぎ、そうこう2,3日していると裏庭で鳥の声が聞こえるではないか。
椋鳥(ムクドリ)
http://www.vogelvisie.nl/index.php?location=soort/spreeuw.php
クロウタドリ
http://www.vogelvisie.nl/index.php?location=soort/merel.php
久しぶりだなあ。 地上で見るのは。 木の上にはそのほかの鳥たちも見え、空にはかもめも戻っている。 で、この両方の、黒と、光る斑点のついたのが裏庭の芝生の上をチョンチョン、と跳ねながら地面を刺激して出てくるミミズをつまんでいる。 互いに自分の持ち分をわきまえて上手に太いのをずるずる引き出して一度に飲み込めず、地面に放り出してながめていたりするのをこないだ切った野ばらの茂みに巣があったんだけどもう戻れないなあ、まあいいか大きいんだからどこかに新しい巣を架けてあるんだろうと家内と話しているうちにうちの臆病猫がねらっている。 百年経っても捕まらないのによくやることだ。
そのあと土曜日の買い物に行って、実際、人の間にも春の兆しが出ているのを感じた。 第一、コートの襟が大きく開いてマフラーのいろいろな模様、色が見えること、50年代の息子らしい人が人手の多い青空マーケットを80以上と見えるの老婦人の車椅子に花束を手にしたのをのんびりと買い物がてらに押していく姿が見えたり、マーケットの並ぶ間を運河が流れていて今年は凍らずスケートも出来なかったところから今はいろいろな匂いに混ざって明らかに水の匂いが立ち上っている。
私はといえば相も変わらず古LP/CD屋をまわり手早く2,3枚仕入れ、土日の食材を何キロもバッグに放り込み、えっちらおっちらぶらさげながら顔見知りと立ち話、この日は早くおさんどんを済ませてロッテルダムまで車で贔屓のジャズ・コンサート行く予定。
ああ、忙しい、忙しい、仕事もしていないのに、なんなんだ、これは。
このデジログへのコメント
コメントを書く